こんにちは。
今回は、「観光列車W乗車」第2弾の、2回目・「藍よしのがわトロッコ」乗車編です。
①行程編は、下記をご覧ください。
10時18分、「特急うずしお7号」で、「徳島駅」に到着しました。「モバイルスタンプラリー」と、「アンパンマン列車スタンプラリー」のスタンプを獲得し、1番線に向かいます。
W乗車の一つ目「藍よしのがわトロッコ」に乗車します。
①「藍よしのがわトロッコ」とは。
吉野川が育んだ「阿波藍」、藍で富を築いた藍商人により花開いた「阿波おどり」をはじめとする、徳島の文化や沿線の歴史、地元の食や地酒を、吉野川に吹き抜ける風とともに体感いただく「トロッコ列車」です(カタログより抜粋)。
運転区間は、徳島線(よしの川ブルーライン)の「徳島駅」~「阿波池田駅」間(トロッコ乗車区間は、「石井駅」~「阿波池田駅」間のみ)を、土日祝日を中心に、一日2便運転されます。
午前便は、「徳島駅」発の「さとめぐみの風」です。午後便は、「阿波池田駅」発の「かちどきの風」です。
タイムテーブルを載せておきます(2021年2月現在)。
運転開始時(2020年10月)とは、ダイヤが変わっています。
「さとめぐみの風は、出発が6分早くなり、1分早く到着します。また、「かちどきの風」も、出発が6分早くなり、到着は8分早くなりました。
②さあ、乗車します。
今回私が押さえた席は、
↑2号車3番D席です。
トロッコ車両が、先頭車になります。
トロッコ席では、進行方向右側に「吉野川」が見られます。また、最前方のボックス席なので、前面展望がしやすい席にしました。
「徳島駅」~「石井駅」までは、2号車の気動車側に着席します。
空席情報では、
↑十分空席があったのですが、いざ乗ってみると…。
↑全ボックスが埋まっていました。
私の対面にも、女性2人連れがおられました。まあ、私の隣(3番C席)は、空席のままだったので、自由に席を立つことができました。
10時28分、定刻に出発です。
ホームは勿論ですが、事務所前からもお見送りを受けます(ホーム側の写真は、撮れませんでした)。
↑いってきま~す。
車内では、以下の物が配られました。
❶「車内販売メニュー」
↑表です。
↑裏です。
❷城西高校農業科の生徒さん作成のクッキーのチラシ
❸沿線ガイドブック
↑表紙です。
↑中の沿線案内です。
❹記念乗車証
途中「府中駅」で、5分間の運転停車し、10時45分「石井駅」到着です。停車時間は3分です。この駅からも乗車できます。
↑藤棚が綺麗ですね。
気動車にいた乗客は、「トロッコ車両」に移ります。
↑1番D・E席には、先客の老夫婦が待っていてくれていました。
が、本来「観光ガイドさん」や「車内販売さん」の席である、「1番A・B・C席」が、今回「ご婦人3人組」が使用するみたいで、急遽この席が、ガイドさん用になり、この老夫婦は……。
↑2号車気動車の最後尾に追いやられていました(それも、重ねられて)。
風は少し寒いですが、とても快適でした。
まあ、2020年10月の、初乗車の時に比べれば、天国と地獄ですね。
地元のガイドさんの説明に耳を傾けながら、風をあびてトロッコ乗車を堪能して行きます。
↑トロッコ車両に、運転台があります。
↑テーブルと椅子です。座席はメッチャ硬いです。
↑天井の照明が雰囲気を出しています。
列車は、「牛島駅」で3分運転停車し、11時18分頃、「学駅(がくえき)」到着です。
その駅名から、合格祈願で有名な駅です。「学」という珍しい駅名は、地名を駅名にしたもので、その地名は、阿波国の学問所が付近にあったためと言われています。入場券は「入学」と読めることから、5枚セットで「ご入学」祈願のお守りとして受験生の贈り物に人気があります。
もちろん、車内でも購入できますよ。
↑車内販売メニューより。
「学駅」出発後、車内販売が来られてので、チョット購入させて頂きました。
買ったのは、ホットコーヒー(300円)、なると金時どら焼き(200円)、トロッコオリジナル鳴門金時芋きんつば(500円)、城西高校のクッキー プレーン(150円)です。
コーヒーと、どら焼きは車内(トロッコ内)で頂きました。コーヒーは深煎りでとてもコクのあるコーヒーで美味しかったです。どら焼きにとっても合いますね。
「川田駅」通過後、
↑「岩津橋」が見えてきました。
そして、「川田駅」~「穴吹駅」間には、徳島線唯一のトンネル(鼓山トンネル)があります。
↑長さ 74mのレンガ積みトンネルです。
そして、トロッコは「吉野川」沿いを並走します。
「穴吹川」を渡ります。
↑所々で、沿線の方が手を振ってくれていますので、こちらも振り返します。
「小島(おしま)駅」で、特急「剣山」との交換が見られます(下車不可)。
↑車内では、車掌さんが記念撮影サービスに来てくれました。
↑貞光川を渡ります。
12時07分、「貞光駅」到着です。12分間停車します。もちろん、ホームにも降りられますよ。
予約限定の「駅弁」は、この駅で積み込まれます。
以前は、「穴吹駅」で積み込まれ、駅弁売りのスタイルで、各座席に持って来てくれていました。しかし、今は「貞光駅」で積み込まれて、予約した人は、1番のトロッコ席で引き換えてもらいます(現金で引換のみ)。
↑昨年の「駅弁」引き換えの姿です。
良い天気なので、車両の写真を撮っておきます。
↑車掌さんに記念撮影もして貰いました。
12時19分、「貞光駅」出発です。
ここで、「駅弁」を食べたいと思います。
下り「さとめぐみの風」限定の、「阿波尾鶏トロッコ駅弁(1,300円)」です。
駅弁がなかった徳島県。トロッコ列車の運行を機に、駅弁の内容をリニューアルして復活しました。阿波尾鶏の引き締まって、程よい歯ごたえと甘みが美味しかったです。
でも、トロッコ車両では風が強く、食べにくかったですね。同席の女性達は、気動車に戻っていきました。そっちが正解でしょうが、やはり、風を受けながら食べる駅弁は最高ですね。
ちなみに、上りの「かちどきの風」では、「味匠藤本(「千年ものがたり」上りの料理を担当しているお店です)」さんの「藍よしのがわ うなぎ弁当(3,000円)」です。次回は、こちらを食したいですね。
どちらも、乗車4日前までに直接電話で申し込んで下さい(座席番号が必要ですよ)。
沿線は、吉野川が見え隠れします。
↑「美濃田大橋」です。
間もなく、「佃駅」です。
↑正面に高速道路(徳島自動車道)が見えてきました。
↑右からは、「土讃線」の線路が合流してきます。
↑両渡りポイントを通過します。
↑「佃駅」です。通過します。
↑「阿波池田駅」手前。鯉のぼりも上がっていますね。
↑「阿波池田駅」が見えてきました。
もう、トロッコ旅の終了です。
↑4番線に、到着です。
↑ありがとうございました。お疲れ様でした。
↑定刻に「阿波池田駅」に到着しました。
この後は、「四国まんなか千年ものがたり しあわせの郷紀行」に乗ります。
次回です。少々お待ちください。
ありがとうございました。