「列車編成席番表」という雑誌ご存知でしょうか?。

 今は、観光列車中心ですが、以前特急列車に乗る場合良く利用していました。

 

 これは、2019年春号です。今年3月16日のJRグループダイヤ改正に対応したものです。

 地元、特急「南風」号のページです。

 

 見て頂ければ分かる通り、列車の各種情報が確認できます。

 

 まず、列車編成です。上記なら、特急南風号 各号の編成が載ってます。例えば南風7号は2000系アンパンマン列車の4両編成。高知方面の前側から1号車→最後尾4号車。1号車は、指定+グリーン席、2号車は指定席、3,4号車は自由席。ドアや、トイレの位置。座席数、窓の配置パターン等の情報が得られます。

 

 次に、座席情報です。数字は番数、アルファベットは列番号です。指定券に書かれている「1号車8番Ð席」等の情報です。例えば、後ろの人に気兼ねなくシートを倒したい場合なら、車両の一番後ろの席を取ったり、窓際ならA席とD席、通路側はB席とC席と云うふうに。

 

 次に、主な車窓風景情報です。A席側には「金刀比羅宮、吉野川(大歩危)」等、D席側には「飯野山(讃岐富士)、丸亀城、太平洋」等。自分の見たい風景側を選ぶと、旅が楽しめます。

 

 あとは、その他注意事項等が記載されています。

 

 私が新幹線や特急列車に乗る場合、一応拘りがあります。

 ①基本窓際の席を取りますが、広窓(2列で1枚の窓)の場合は、前方が見渡せるように、後ろ側の席にする。

 ②基本、車両の一番後ろの席を優先する(気兼ねなくシートが倒せるため。)。ただ、最後尾のみが小窓になる場合、①を優先します。

 ③新幹線等指定車両が多い場合、最後尾の席を取る場合、トイレから離れている車両を選びます(トイレ近くの車両は、頻繁に人の往来があるので。)。

 ④先頭車最前列席が指定席の場合で、前面展望が楽しめる車両は、迷わず最前列、右側窓際を取ります。

 

 これらの情報と、インターネットの情報をもとに、チョットでも楽しめる座席を取るようにしています。だから、基本、一か月前の10時打ちが必須になりますが。

 

 観光列車の場合、窓の配置はこの本と、各鉄道会社のホームページでの、座席表を確認を併用しています。座席が窓の外側を向いている場合が多いし、カウンターやボックス席等色々な配置パターンがあるので、どの席がベストなのかは、悩みます。また、列車によっては指定席を取るだけでも難しい場合があるので、取り合えず座席確保が第一優先ですね。

 

 この本は、駅の「みどりの窓口」や旅行代理店等でも利用されています。せっかく数時間の乗車なら、ちょっとでも良い席で楽しみたいものですね。