永続するのは愛の心だけ。仮想敵国、怒りや恨みの力では経営や国家運営は永続しない | 株式会社ミラテック 代表取締役 瀧野賢治    仕事・経営・生き方

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株式会社ミラテック 代表取締役 瀧野賢治
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アジアの国々がみんな仲良くできればどの国もますます大きな発展ができると思っている。
 
仮想敵国(ライバル会社)を設定して敵視し、社員を鼓舞し、怒涛の経営で会社を伸ばそうとする経営者は多いと思う。
でもそういう会社が良い経営をしているケースはほとんどない。一時良くてもだいたい社員が疲弊しだして、また、経営者が老化して勢いを失った時に急速に経営能力が衰えていき、衰退するのが大概の道のりだと思う。そういう会社では正しい心の人が育っていないから回復も難しい。
 
これは国家も同じだと思う。国民が一生を戦争に明け暮れる人生を送らなくてはならない国があるが、仮想敵国というイデオロギーで国を指揮する指導者、国家元首がいる国に生まれるのは、魂レベルでは必然なのだろうが、生きるのは本当に大変だと思うし、そんな国が美しく繁栄をする例はゼロだ。
 
敵視政策によって国民に植え付けた恨みはDNAの様に継承されて、仮にそれをやめようと思っても何世代もの年月を必要とするし、その間にも情勢や感情はめまぐるしく変化するから、回復不能になりかねない。これをもって国民性、民度などと結論付けられてしまうが、それではみもふたもない話だろう。
 
私は日本人として日本に生まれたことを大変幸運に思っているし、これからもこの国を愛していきたい。問題は山積だが、それでも世界に類稀な国だと思う。
 
日本は相対的に他国を敵視せず、力を分け与え続けてきた国だと思う。そこに日本国の波動エネルギーの源があると思う。
 
自国民を愛し、愛するがゆえにただひたむきに地球社会に貢献し、正しい国政をすればいいのではないかと思う。
 
軟弱な理想論だと言われそうだが、繁栄も進化発展も理想の具現化だと思うし、理想がなければこの世には何も起こらない。