Kazuyoです。
今回は漢方アロマ精油の第3弾です。
これまでの漢方アロマ編 は
こちら↓
さて、今回は婦人科の要薬といわれる當歸(トウキ)です。
女性にはこの精油は必須ではないかと思うのです。
たとえば私、
漢方の体質診断では
私の体質は血虚(けっきょ)であり血滞の状態。
この當歸(トウキ)は血中の気薬ともいわれ、
肝・心・肺の気の通り道(帰経)を介して
血の流れを調整してくれるのです。
だから私にとってはこの精油は
ブレンドで外せない精油であります。
(もちろんアロマだけでなく、血のめぐりがよくなるよう養生していますよ)
【精油情報】
當歸(トウキ)はAngelica sinensisu(アンジェリカ シネンシス)
唐当帰(カラトウキ)とも呼ばれている薬用植物です。
セリ科の植物で根から抽出されたものが
漢方アロマ精油になっています。
(画像は漢方ナビよりお借りしました)
薬理作用
補血活血(血を補い、血をめぐらす)→血圧降下、貧血や冷え性の改善
調経止痛(経絡を整え、痛みをのぞく)→生理不順の改善
滋補五臓(内臓機能の強化)
他にも、血流をよくするので便秘の改善や免疫力の向上などがあります。
禁忌
過量に用いると血圧を下げ過ぎる
ちなみになりますが、
漢方薬の配合としては
「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」が思い浮かびます。
薬の名前にも当帰とういう文字が入っているくらい
当帰の配合は多いです。
そのほかにも「紫雲膏(シウンコウ)」とういう塗り薬。
「七物降下湯(シチモツコウカトウ)」などがあげられます。
漢方薬の処方については専門の漢方医にご相談してくださいね。
當歸(トウキ)は女性の味方です!
婦人科の悩みを改善できる薬用植物であり、
それを抽出した漢方精油はオイルに希釈して塗布することで
血中に入り込み経を通じて補血、活血の作用があるのです。
そこで女性がいきいきするブレンドのご紹介です。
ホホバオイル 10ml に対する希釈をしました。
當歸(トウキ)3滴
山蒼子(さんそうし)※緑内障の方は使用できません
または辛夷(シンイ)2滴
陳皮(チンピ)3滴
天麻(テンマ)2滴
↑こちらのブレンドレシピは
ママさんへのハンドトリートメントを行った際に使用しました。
ご精読ありがとうございます。