kazuyoです。
しばらく書いていなかった「今日の香氣」です。
精油からの香りのエネルギーについて
自分の学びの整理のために
勝手ながら気の向くままにやらせていただくコーナー(?)です。
3月に入ってから暖かさが増してきたました。
花粉症の方にはつらい時期になってきましたね。
そんなときにお役立ちの精油は…
ユーカリやティーツリーといったすっきりした香りだったりしますね。
私はこちら☟の精油も花粉症のときに使用したい精油です。
「ペパーミント」
以前、今日の香氣にまとめてあるのでこちらをごらんください。
ペバーミントは少量使用が効果的。
神経毒性を含むケトン類も成分にあるため
長期、多量はおすすめできない精油でもあります。
が、万能精油のひとつとしておすすめです。
そして、花粉症の時期にはという精油をもうひとつご紹介します。
それは…
辛夷(シンイ)です。
⁇
辛夷って何?
…ですよね
えっと、ですね。
漢方の生薬の一つです
辛夷(しんい)はもくれん科のこぶしやハクモクレンのつぼみで、
鼻づまり(鼻閉)を改善する生薬として、古くから用いられています。
漢方薬としての辛夷の効能は
局所(鼻)の収斂(しゅうれん)と言われています。
局所(鼻)の収斂(しゅうれん)と言われています。
最近は漢方素材による精油がありまして、
私は、花粉症の時期になるとこの辛夷を使用しています。
香りは、すっきりとしています。
マスクに1滴落とすだけでも
マスクの着用による不快感が減っちゃいます。
この辛夷の香氣は、
「内なる声の解放」
漢方の考え方に
陰陽五行説を応用して身体のいろいろな機能を系統立ててとらえたものがあります。
その考えにのっとると花粉症による鼻水や鼻づまりに関係するのは「肺」になります。
鼻は肺につながっていています。
肺は全身の気(エネルギーと考えてください)の生成と調節を行っています。
肺は体内の水液も分布、運行させて体外に排出して調整を行います。
この肺の働きが弱まると気の調節もできなくなり、
水液の運行や排出も滞るわけで、
鼻づまり、鼻水、嗅覚異常などの症状が現れるのです。
さらに肺は皮膚とは密接な関係があり、
体表面を防御する「衛気」(エキ)という気で
外邪(ガイシャ)を遮断します。
この防御する気が弱まると
カゼや花粉症、皮膚の乾燥などの症状がでるそうです。
以上のことを簡単にまとめますと
肺の機能が弱まってしまう
鼻の通りが悪くなる
皮膚のバリア機能が落ちる
邪気が体内に入り込みやすくなる
よってカゼやアレルギーなどの症状がでる。
本来、漢方の本質は予防すること、養生が基本です。
花粉が舞う時期が近付くと念のため「辛夷」を準備します。
この辛夷の精油は漢方薬と同じく鼻炎に効果があるとされています。
だから飲む漢方ではなく、塗る漢方という考えかたになりますね。
ただし、ブレンドする場合には、漢方の知識が必要となります
主な漢方精油は…
「神気」や「本草精華」などのブランドが出ております。
(単方精油は「本草精華」さんで取り扱っています)
また、私の師匠、平橋摩や先生による漢方アロマ「香のしずく」もございます。
今回は少し珍しい精油のお話でした。
漢方アロマのご紹介も今後していこうと思います。
摩やさんのブログ
「健康と美を実現する漢方アロマセラピスト養成講師・平橋摩やのブログ」
はこちらからどうぞ