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(沈丁花の盆栽です↑)

 

Kazuyoです。


香りについて、気ままに書いていましたが、 

私にとっては、普通のことであっても

はじめて精油を手にする方にはわからないこともありますよね。

 

今回は精油の取扱いについて綴ってみます。

 


いきなりですが、

私たちがアロマセラピーにつかう精油は

植物から抽出した天然物質です。


100%天然!


自然にあるとか、

天然素材とか、

なんだか身体に良さそう…

 

そんなことありません!


自然からいただくからこそ、

安全とはいえないのです。



精油は植物に含まれている成分をぎゅっと濃縮したものです。

 

濃縮してあるからこそ、パワーも圧縮されています。

 

使用する人の体調や体質、

取り扱い方によっては人を傷つけたりすることもあります。

 


あ、でも大丈夫ですよ音譜


上手におつきあいするには

基本的な使い方を知っていれば

誰にでも植物の恩恵を受けることができます。

 

 

たとえば、精油の原液での塗布や飲用をしない、

精油は開封したら1年以内を目安に使い切るなどです。

 

以下にまとめてみましたので参考にしてください。

 

【精油の使い方】

・精油のボトルは振らずに、ゆっくりと傾けて1滴ずつだすようにします。

(通常精油のボトルについているドロッパーからの1滴は0.03~0.05ml)

出ないからといってボトルを振ってはだめですよ!

 

・内服は原則として行わない。

(メディカルアロマセラピーでは精油を専用の希釈基材に入れ、内服することはあります)

 

・原液での塗布はしない。

(肌につけるときはキャリアオイル(植物油)などに希釈します)

 

・粘膜部分(目、鼻、口、膣、肛門など)には高濃度の精油が刺激を感じるので注意。

精油がついた手で目をこすってはいけません。

 

・敏感肌やアレルギーがある方、使用前にパッチテストをおこなう。

 

・赤ちゃん、幼児、妊婦、てんかんの方など使えない精油の種類があります。

 

かんきつ系の精油では気をつけなければならないことが2点あります。

まず一点は成分にフロクマリン類を含んでいることです。

フロクマリン類は紫外線を浴びることで皮膚刺激がでるので、

皮膚が弱い方やお子様はもちろん

夏場に肌を露出するときにも使用するときには注意が必要になります。

 

それからもう一点は酸化が早いという点です。

リモネンが多いためです。

開封後は6ヶ月以内に使い切ることをおすすめします。

 

・精油と基材をブレンドしたものは1~2か月で使い切る

 

また、精油の作用に慣れてしまうので、1~2か月を目安にレシピを変更したり、

1日に使用する精油の敵数は決めておくとよいかもしれません。

 

 

 

【精油の特徴】

精油は油溶性の芳香成分です。

揮発性水より軽くアルコールや植物油など油脂にはよく溶けます

油といっても油脂ではありません。

天然の化学物質が数十から数百集まってできた有機化合物です。

植物中にある場合とくらべ精油は濃縮されています。

空気中の酸素と結びついて酸化すると品質は落ちます

光や熱によっても変色しやすい

 

 

 

【精油の保管】

直射日光に当たる場所に置かない

風通しの良い冷暗所に保管

プラスチック類を溶かすため、ガラス瓶に入れて保管

使用後はしっかりふたをする(揮発性のため)

引火性があるので、火気に注意

子供の手の届かない場所で保管

開封後は1年以内に使い切る(柑橘系精油は半年以内)

 

※精油の基本的な取り扱いについては
和田文緒さんの「アロマテラピーの教科書」を参考にしました。

 

基本的な精油の取り扱いについて

ご紹介しました。

 




はじめて香りに触れる方にも

精油ってこうゆうものなのだと

理解していただけるように

これからも気づいたことを

発信していきますね〜(〃ω〃)