先週の日曜日。 


 今回の旅のメインイベント。 


 東フィルの長岡特別演奏会へ。


 日時︰3月24日(日)14時開演

 会場︰長岡市立劇場 

 指揮︰アンドレア・バッティストーニ

 演奏︰東京フィルハーモニー交響楽団 

ソプラノ︰木下美穂子 

メゾソプラノ︰中島郁子 

合唱︰長岡フェニックス合唱団

 コンマス︰三浦章宏 


 曲目
ビゼー︰「カルメン」組曲より

 前奏曲/アラゴネーズ/間奏曲/アルカラの龍騎兵/闘牛士 

リムスキー=コルサコフ︰スペイン奇想曲 


 ロッシーニ︰歌劇『ウィリアム・テル』序曲より“スイス軍の行進”

 ヴェルディ︰歌劇『イル・トロヴァトーレ』より“鍛冶屋の合唱” 

ヴェルディ︰「レクイエム」より“アニュス・デイ”“リベラ・メ”
プッチーニ︰歌劇『マノン・レスコー』間奏曲 

マスカーニ︰歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より“復活祭の合唱” 

ヴェルディ︰歌劇『アイーダ』より“凱旋行進曲” 

〜アンコール〜
ヴェルディ︰歌劇『ナブッコ』より“行け黄金の翼に乗って” 


 昨年秋には開催されなかった東フィルの長岡公演ですが、会場となる長岡市立劇場の開館50周年記念の特別演奏会でした。 


 そして、再始動した長岡フェニックス合唱団が名歌手と東フィルのもと歌い上げる、至高の名曲!(公演チラシより) 


 ということで、チケット発売日に申し込んでの今回の参戦です。 


 前半戦。 

これぞスペインと言った楽曲です。 


先ずはビゼーのカルメン。
組曲からマエストロがチョイスした5曲です。弦楽器による前奏曲の悲劇的なパッセージから始まり、アラゴネーズ、フルートによる美しい間奏曲、ファゴットを主軸にした行進曲風のアルカラの龍騎兵、そして最後は最も有名で盛り上がる闘牛士と、テンポ良く演奏され、会場はすでにスペインの風が。 


 続いて、スペイン奇想曲。 

この曲好きなんですよね。 

チャ〜リラリラリ♪と管楽器の華やかな音色に始まり、何度も転調しテンポも変わり、スペインムード満載のままフィナーレ! 

ブラボーゴールにマエストロも満足そうです♪ 


 さて、休憩を挟んでの後半戦。 

総勢100人以上のメンバーによるフェニックス合唱団が登場です。壮観ですね〜! 


 まずはロッシーニのスイス軍の行進。 

よく耳にする楽曲です。トランペットが大活躍! 


 続いてヴェルディの鍛冶屋の合唱。 

ここから合唱団の出番です!
鍛冶屋ということで鉄板を金槌で叩くキンキンというパーカッションと分厚い合唱団の歌声が良いですね〜。
時折チューバが持ち替えで演奏するチンバッソもヴェルディのオペラ楽曲ならてはですね! この先も幾度も登場。


 そしてヴェルディのレクイエム。 

ソプラノとメゾソプラノのソリストが登場し、まずはアニュス・デイ。
ソリスト二人の合唱がすばらしいですね。 

そしてリベラ・メ。 

木下さんのソプラノに聴き惚れていると、突然怒りの日が始まります。バスドラムを激しく打ち鳴らし合唱団の迫力ある歌声が有名なメロディーとともにが会場に鳴り響きます! 


 プッチーニのマノン・レスコー間奏曲。

弦楽合奏から生み出される艷やかで切ないメロディー。心洗われる美しい音色に癒されますね~♪ 


マスカーニの復活祭の合唱。 

オルガンが加わり厳かな感じで始まり、ソリストのお二人も加わり時に切なく時に力強く聴かせる合唱が素晴らしいですね。 


 最後は、誰もが知るヴェルディのアイーダから凱旋行進曲。

トランペットのパンダが左右に3人ずつ立ち、力強い合唱とともに圧巻の演奏を聴かせてくれました!これぞマエストロの真骨頂と言うべき最高に盛り上がった演奏だったと思います。 


 アンコール。 

これまたヴェルディのナブッコから合唱団も一緒に高らかに歌い上げる「行け黄金の翼に乗って」。
いい選曲ですね〜。 


 マエストロ バッティストーニによる久しぶり長岡公演。 

 これだけの演奏が一夜限りというのが本当にもったいない。そんな素晴らしいコンサートでした! 


 マエストロ、東フィル、ソリストのお二人、そしてフェニックス合唱団の皆さん。最高なひとときをありがとうございました♪\(^o^)/ 



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