始めに
今回は、お金を増やす金融資産運用7つの知識
のうち
項目
1 経済指標と金利の知識
2 利息の計算方法の知識
3 各種商品の知識
4 運用方法の知識
5 税金の知識
6 セーフティネットの知識
7 関連法規の知識
「3 各種商品の知識」
(1) 預貯金等
(2) 投資信託等
(3) 債券投資
(4) 株式投資
(5) 外貨建商品
(6) 保険商品
(7) 金融派生商品
(8) 金融類似商品等
のうち、
(2) 投資信託等
項目
(2)投資信託等
項目
イ 投資信託の仕組み
ロ 投資信託のコストと換金方法
ハ 投資信託の種類
ニ 投資信託のメリットとリスク
ホ 投資信託のディスクロージャー
ヘ トータルリターン通知制度
ト 参考 特殊なファンド
のうち
ヘ トータルリターン通知制度
からご説明いたします。
ヘ トータルリターン通知制度
トータルリターン通知制度
投資信託は、分配金の中に投資元本に相当するものが含まれていたり、
信託報酬が継続的に差し引かれたりして実際の利益が見えにくくなっています。
そのようなことを背景として販売会社は、
平成26年12月1日以降に販売した投資信託について
少なくとも年に1回以上、
現在の評価金額+累計受取分配金額+累計売却金額-累計買付金額
つまり実際の利益を投資家に通知することとされました。
この通知制度をトータルリターン通知制度と言います。
投資家は、この通知されたトータルリターンを見るだけで
販売手数料及び信託報酬等のコストを考慮した上での
一定期間の累積の損益を把握することができるようになっています。
公社債投資信託、ETF等一部のものはこの通知制度が強制されていません。
ト 参考 特殊なファンド
項目
(イ) 商品ファンド
(ロ) プライベートエクイティファンド
(イ) 商品ファンド
特殊なファンドとして商品ファンドについて
簡単にご説明いたします。
金融商品の中には
貴金属、農産物、原油などの商品先物(コモディティ)、
通貨、金利、債券などの金融先物などに分散投資する
商品があります。
このような商品を一般的に、商品ファンドと呼んでいます。
(ロ) プライベートエクイティファンド
プライベートエクイティとは未公開株式のことですが、
プライベートエクイティファンドは、
未公開株式を取得した上、
取得した企業の発展や再生を支援するなどした後に
その株式を売却して
キャピタルゲインを得ることを目的としたファンドです。
日本では主に機関投資家が行っております。
今回のご説明は以上となります。
私が運営している
FPマネースクールにはマネーに関する様々な情報がありますので
ココをタップ・クリックしてご覧いたたければと思います。