実は、ここ半年ほど、どうしてもチェンバロに気持ちが向かない日々が続いていました。


ちょうど1年ほど前、


「音楽を通して何か自分を表現したい!!けど、何をしたらいいのか分からない」


と思い悩んでいた時期がありました。



転職も視野にいれて、自分の人生を見つめ直し始めた頃でした。




とある方に相談したところ、


「せっかくチェンバロをやっているんだから、もし弾く機会があったらやってみるといい」


「チェンバロを知らない人も多いし、触れる機会もない。どんな楽器なのか、聴いてみたい人もいるんじゃないかな?」              



と言われました。



「楽器の演奏」 簡潔明瞭、すばらしい自己表現方法ですよね。



楽器を弾く人なら、誰かに演奏を聞いてもらいたい!!と思う人も多いのではないでしょうか。



けど私、


「誰かに自分の演奏を聞いてもらいたい」



という願望が皆無なんです!!!もう昔から。


でも、音楽を通して自己表現したいと思っている。


この矛盾のからくりがずっとわからずにいました。



う~ん、これは


「人前で演奏するのが苦手」という気持ちを、ただ「演奏したいと思わない」という風に感情をすり替えているだけなのかな?


自分の演奏に自信がないだけなのかな?


本当は誰かに聞いて欲しいって思ってるのかな?


と自問自答を繰り返し、


よし、もし本当に弾く機会があったらチャレンジしてみよう


と心に誓ったのでした。


そうしてまもなく、ほんとうにそのチャンスが訪れたのです。



楽器博物館が企画した、一般市民向けのコンサートの出演者募集のパンフレットを通りすがりに発見したのです。

しかも、電子チェンバロ限定のコンサートです。



こ、これだぁーーーΣ(・ω・ノ)ノ!


内心、めっちゃ怖いけどでも、何かこれに出なきゃいけない気がして、


完全に、衝動的に決断していました。



人前で弾いた経験なんてほぼナイ・・・・ だけど、



一度決めてしまったら、猪突猛進です




私の無謀な挑戦がはじまったのでした。






②へ続く。