42年前、地球の歩き方 ヨーロッパ編を片手に、ユーレルユースパス2ヶ月分を持って、3ヶ月間のバックバッカーを楽しんだ。1週間の英国旅行の次にスペインに上陸。スペイン訪問時は、統一通貨ユーロはなく、ペセタの時代だ。
当時の地球の歩き方ヨーロッパ編では、1日の生活費3000円(宿泊費、美術館や博物館、交通費込み)で過ごす旅行スタイルが提案され、貧乏学生として質素倹約を通じて旅費の節約に努めた。
スペインに来ると、1日の旅費は宿泊費込みで2000円で充分旅を楽しめた。正直、毎食フルコースの生活だった。英国の滞在費が高かったせいか、余計にスペインの物価安を感じた。
今、旅行している自分にとって、スペインの物価高、ユーロ高により、今は1日の滞在費は約30,000円だ。
42年の月日は流れたが、日本とスペインの立場は大きく変わった。食事以上に、ホテル代が高いのがキツイ。
当時のスペインのレストランでは、昼食にはMenu del diaという定食、日本で言う安くて美味しいランチで、地域によっては独特の料理を提供してくれた。今では、バルセロナの街ではMenu del diaを提供するレストランや食堂は少なくなったが、家内がyutube で見つけてくれた。
レストランLes Quinze Nitsは大きな広場Placa Reialに面しており、5月の爽やか風をあたりながら、ボーとできるベストローケーション。
食前酒として、サングリアを選び
ギリシャ風のサラダ
エビ、タコが入ったスペイン風焼きそば。これも、パエリアの一種。
最後は、コーヒーベースのムース
menuの値段は16ユーロ。サービス料及び税金込みで、20 ユーロ。場所、食事の味と量、プラスサングリア付では満足の食事。
スペイン料理は、トマトベースやお米ベースの料理が多く、味がしつこくないのが良い。典型的な日本人である自分にとって、スペインは相性の良い国だ。
明日は、パエリアを楽しみにしている。