これまで、個人投資家として約30年間、株式市場に身を置き、それなりにいい日本株を見つけ、資産を増やしてきた。一方で、自分の株式アセットを米国S&Pのindexファンドと比較すると、全然ダメである。個人投資家として、最低米国S&Pのindexファンドを超えたい気持ちでやっているが.....。


ところで、最近目にしたのが、モンキーポートフォリオという言葉。猿が、ダーツで銘柄を選び、それをポートフォリオにしたアセットであり、長期間で比較するとプロ投資家によるアクティブファンドやindexファンドに比べて、すこぶる成績が良いらしい。年少の子供達に選ばさせるキッズポートフォリオもあり、これも良い成績を残しているらしい。

 

実は、子供達が幼稚園の年長児童の時、キッズポートフォリオを一緒に作ったことがあった。当時の銘柄は明確に覚えていないが、子供達は任天堂等の株価が高い銘柄を選んだが、投資資金が無く、諦めた記憶がある。いま、持っていたら、自分は大金持ちになったと思ってしまう。残念。

 

モンキー及びキッズポートフォリオの成績が長期で良いのは、ファンド内の銘柄を変えていない、売らないこと、信託料を取られていない等につきるらしい。米国の場合、小型株は成長が顕著であり、例えば20銘柄のうち、1つでもテンバガー、更には100倍になれば、大きくポートフォリオの資産は大きく伸びるためだ。日本株も、上場後長期で見れば、6割はテンバーガー株になると聞いたことがある。

 

歴史を振り返れば、IPOで上場、その後大幅に下落した株が、長期にわたって伸長したのを沢山見てきた。株で一番金持ちになった人は、株を持っていることを忘れて棺桶にはいった人、ほったらかしに人等、日々株に携わっていない人だ。

 

こんな事実を知ると、自分の人生で株を考える時間はかなりを占めている。その割に、モンキーポートフォリオやS&P index ファンドに負けてることを考えていると、いかに無駄な人生を送っていると反省してしまう。

 

今、信用株を1800万円強を保有している。金利分の利息(3.5%)が掛かるが、上手く長期で保有していけば、信用株だけで数億円の資産を作ることができるかもしれない。

 

信用で、あおぞら銀行で痛い目にあったが、ここはほったらかしに、あおぞら銀行の奮起を期待するの有りかと思うこともある。