学生時代の貧乏旅行、新婚旅行、海外出張の隙間時間や海外滞在時、家族旅行を通じて、欧州や米国の印象派美術館を数多く訪問した。最近はコロナにより海外旅行が抑制され、2019年11月旅行以来欧州に行ってないので、必然的に印象派美術館から遠ざかっている。また、日本でも絵画を見る機会があるはずだが、むしろ意識的に絵画を見にいく機会を作っていないのが実情かもしれない。

 

かっては印象派絵画の展示会が日本において数多く開催されたが、料金は高く、特に都内開催だと人混みが多く、疲れてしまうイメージだった。欧州の美術館を度々訪れると、名画との距離感が近く、美術館の絵画のみならず美術館のエンターテイメントが素晴らしく、西洋美術の鑑賞は海外滞在時が自分の定番だった。このため日本での印象派美術館の訪問は、山梨県立美術館しかない。ただ、現在の日本の円安や欧州の物価高を考慮すると、日本での海外からの出展がある絵画展は、コスト的にはかなりお値打ちかと思う(多くの国では、美術館入場料は大幅に値上げしている)。

 

前置きは長くなったが、1月の連休明けの平日を狙ってSOMPO美術館のゴッホのひまわりを中心とする企画展に参加。

 

予想通り、本日は鑑賞者は少なく、ゴッホの“ひまわり”や”アイリス“の絵をじっくり鑑賞できた。

 

 

 

 

 

 

ついつい“ひまわり”に見惚れ、ひまわりの前の椅子で、30分程ボーとしていた。

ゴッホ以外に、絵画ひまわりに影響を与えた、更には影響を受けた絵画(ルノワール、セザンヌ、ドーギャン等)も出展されており、久しぶりに印象美術を楽しんだ一日だった。