2-3. 2次口述試験 

口述試験は、落とす試験ではないとは言え、最後の関門を恥ずかしくない形でクリアしようと考えました。不合格を確信していた年も、口述セミナーには毎回出席しており、何をすべきかは認識していましたので、筆記試験が終わってからすぐに口述対策の準備に入りました。

口述の模擬面接を4回受けましたが、1回目に、筆記と口述の大きな違いを感じました。2次の筆記試験では、「出された問題のどの問題から解くかとその時間配分」および「決められた文字数の中にどう解答要素を組み立てて入れていくか」が重要ですが、口述試験では、解く順番を自分では決められませんし、一度口に出したことを、もう一度消しゴムで消してなかったことにはできません。筆記試験とはまた違った「話す」という経験を、模擬面接を何度か受けてみて(無料でやってくれている先輩診断士の研究会がいろいろあります)、答え方に慣れることと度胸をつけておくことが、当日、予想外の事象に対して、落ち着いて対応できる一番の対策ではないかと思います。

技術的な対策としては、事例の内容を頭に叩き込む必要がありますが、①筆記試験の合格発表までの間に、各予備校の解答を集めて何を解答するべきだったのかを検討しながらでいろいろな考え方をインプットしておいたこと、②自分で読み上げて録音した事例を繰り返し聞いたこと、③模擬面接や口述対策セミナーでもらえる想定問題集を使って想定解答を考えたこと、④模擬面接を通じて何を話せば2分程度の時間になるかの感覚を持っておいたこと、など、あらかじめ準備を進めておいたことが有効だったと思います。そのため、合格発表後の1週間に、焦ることなく対策を進めることができました。

(続く) 
