柴田昌治(著)「どうやって社員が会社を変えたのか―企業変革ドキュメンタリー」を読了。

- どうやって社員が会社を変えたのか―企業変革ドキュメンタリー/日本経済新聞出版社

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- 学友の勧めで読み始めましたが、一気読みでした。
- 非常に興味深い。いすず自動車再生の物語です。2003年初版の「なぜ会社は変われないのか」でヨコハマ自動車として、小説の形態で自動車部品下請けメーカーの物語で書かれていた企業風土変革のドキュメンタリー版。
- まさに弊社にも当てはまるような、大企業が陥りがちな問題点を抱えた問題を、人と企業風土を変えることによってどう変えたかが、実際に携わった当事者たちのそれぞれの視点で語られています。
- 業績も重要ですが、企業が従業員によって支えられ次の100年を生き延びていくには、こういった本質的な改革が必要であると強く共感しました。こういう風土改革を実現したい。

- 引用:
- "自分で考える力を身につけ、自分で仕事のやり方を考え、自分で実行したとき、少々きつい仕事であっても仕事を心の底から楽しめるし、そのほうが業績も上がる。人を幸せにする会社とは、社員がそのようにそれぞれがもっている個性を伸ばしつつ、楽しみながら働ける会社である。風土改革とは、社員が自ら当事者となってそういう会社をつくっていくことでもあるのだ。"
- 同意です。
続けて、本書に先だって12年前に小説として出されていた
柴田昌治(著)「―危機突破の風土改革ドラマ」も読了。
- なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞社

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- ドキュメンタリー版を先に読んだので、実際とはどう変えて変えてあるのだろうか、という点も着目して読む事になりました。自分としては、先に小説版の本書を読んでから、ドキュメンタリー版を読む順番をお勧めします。たぶん、その方が、物語として楽しめるのと、後でその裏側を見ることができるので。

- 引用:
- "気がついたんです。攻めたり、押しつけたりすると気持ちが逃げる。気持ちが逃げると知恵も一緒に逃げていくんだと。ないと思っていた知恵は、じつは逃げていただけでちゃんとあった。それが、人の話をちゃんと聞いたり話し合ったりするうちに戻ってきて、ようやく生かされる環境になったんだと思います。"
- 自分の現実の業務に照らしても、本書でいうところの「まじめな雑談」の重要さを実感します。

- なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞社