特殊部隊達の攻撃をものともせず・・・。
JOKERはゆっくりと確実に近づいて来た。
隊員「これだけ撃ち込んでも効いてないのか・・・。」
カイン「あいつは手強いぞ!。」
カインも加わり、JOKERとの死闘が始まった。
カインはヒトミとモトから聞いた話を仲間に伝えたのだった。
隊員「なっならどうすればいい!。」
隊員「銃が俺らの武器が効かないなら手の打ちようがないぞ・・・。」
カイン「・・・。」
カイン「足止めするんだ・・・命に賭けても・・・避難者が、市民が皆脱出するまで・・・。」
カインはそう言うと、マシンガンを構え撃ち始めた。
カイン「守るんだ!この命に賭けても!。」
カイン「うおぉぉ!!!。」
だが、JOKERはひるむ事無く、鉄の扉の前までたどり着き・・・。
扉を武器も使わずに力ずくで破壊し始めた・・・。
ドン!ドン! ドン!ドーーーン!
カイン「くっそ!ヘリはまだか!。」
カイン「もう、持ちそうにないぞ!。」
カインが叫び出した時・・・ようやく一機のヘリが近づいて来た。
カイン「一機だけなのか・・・。」
隊員「くっそー!。」
カイン「乗れるだけ乗せるんだ!。」
カイン「くっそ!残った人は・・・ここから脱出させろ!。」
隊員「だが!出ればゾンビにやられてしまうぞ!。」
カイン「くっ!。」
隊員「・・・。」
隊員「カイン・・・お前が皆を連れて逃げろ・・・。」
カイン「何をバカな事を言ってる!。」
隊員「お前しかいないんだ!。」
隊員「この、地獄と化した街で皆を守りながら進めるのは!。」
カイン「だが!。」
隊員「お前のその腕ならきっと、皆と生き延びれる。」
隊員「ここで、ミスミス全員やられるわけにはいかないんだ!。」
隊員「行けーーー!!!カイン!。」
カイン「くっ・・・。」
隊員「迷ってるヒマなどない!。」
カイン「・・・すまない・・・皆生き残ってくれ・・・。」
カインは見張り台から下り・・・。
残った者達を集め始めた。
カイン「ここは、危険だ!今すぐここから脱出する!。」
カイン「ヘリに乗れなかった物は、俺の後に着いて来い!。」
カイン「戦える者は武器を持て・・・。」
その声を聞き・・・
この場所に残っていた、ヒトミとモトは武器を持ちこう告げた。
モト「俺らは着いてくぜ!。」
モト「ここから、生きて皆で脱出するんだ!。」
ヒトミ「えぇ、あたしも戦う!。」
ヒトミ「生きて・・・生き残って家族の待つ家に帰ろう!。」
避難者も・・・最初は絶望していたが・・・。
皆、武器を持ち始め・・・この町から生きて脱出する事を決めた。
避難者「生きるんだ!。」
避難者「ゾンビやバケモノになんかやられてたまるか!。」
こうして、カインを先頭に避難者全員がこの場所を後にした・・・。
・・・・・・・・。
そして・・・・
全員が脱出した後・・・。
鉄の扉は破壊された・・・。
ドッコーーーン!!!!!
見張り台から隊員達は下り・・・。
JOKERのいる扉の前で構え・・・。
無謀とも言える・・・真っ向勝負に出たのだった・・・。
隊員「少しでも時間を稼ぐぞ!!!。」
隊員「全員が遠くに逃げるまでの時間を!!!。」
全隊員「了解!。」
それは、まさに捨て身の・・・命がけの戦いだった・・・。
JOKERを取り囲み・・・
周りから乱射し・・・。
手榴弾投げ・・・。
ありったけの武器・・・弾を使い・・・。
だが・・・。
JOKERの攻撃に一人・・・また一人と殺されていく。
隊員「こっのバケモノめー――!!!!。」
ダッダダダダダー!!!
JOKER「・・・・。」
無言でゆっくりと近づき・・・。
突然大声を上げた。
JOKER「ぐおぉぉぉぉ!!!。」
両腕を伸ばし・・・指先も開き伸ばした瞬間・・・。
JOKERの爪が鋭くまるで鋭利な刃物の様に伸び・・・。
隊員を突き刺した・・・。
隊員「ぐっ!があぁぁ!!!。」
苦しみもがく隊員を吹き飛ばし・・・。
まるで、攻撃モードに切り替わったかのように・・・。
暴れ出したのだった・・・。
隊員「くっ!ひるむなー、撃てー!!!。」
隊員「カイン達を避難者を遠くに逃がすまでは!。」
JOKERの鋭利な爪の攻撃により・・・。
隊員達は身体を引き裂かれ、首をはねられ・・・。
次々と死んでいった・・・。
そして・・・。
最後の一人となった・・・。
隊員「・・・。」
隊員「犬死してたまるか!。」
隊員「貴様も道連れだー!。」
隊員「カイン!生きて!生き残って!俺らの仇を・・・世界を救ってくれ!。」
隊員「うおぉぉ!!!。」
最後の隊員は捨て身で手榴弾持ちながら突っ込み安全ピンを外し・・・。
JOKERもろとも爆破し・・・木端微塵に吹き飛んだ・・・。
立ち込める煙が消える頃にはJOKERの姿はなかった・・・。
・・・・・・・・・。
こうして・・・。
特殊部隊達はカイン以外JOKERに全滅させられた・・・。
逃げのびた、カインとヒトミとモトと避難者達・・・。
だが、彼らを襲う恐怖は闇はまだ終わらない・・・。
シン
続く