いよいよ気管支動脈塞栓術へ!



術前準備病棟にて
・同意書などの署名
・肌着なしの術着への着替え
・尿管を通してもらう
・右側陰毛剃り処理
・紙おむつをはめる
・点滴を入れる
・マスクはしたままです

急遽、本日の13時〜手術予定を
告知されたものの14時〜と遅延だった。
ストレッチャーで、通院している外来を
通される時には気恥ずかしかった
廊下等の天井灯がとても眩しく
腕で目を覆う形になり気恥ずかしさ軽減
外来を歩いていると気にならない
照明具合なのにね爆笑

手術室担当の看護師さんと先生
其々紹介を受けご挨拶を交わし
手術台へ…かなり緊張の面持ちになってた
らしく、とてもフランクな先生は
👨‍⚕️顔強ばってるよ!大丈夫だから!
何かする時は必ず声かけてからだし
痛いかもしれない時にも前持って
言ってからするからね驚き
何か好きな曲ある?音楽かけれるからね〜
びっくり余裕なくて『何でも』としか言えず
この音楽はランダムだったと思うけど
術中ずっと曲流れているのに全く耳に
入ってこないという不思議さ音譜
後半になってやっと耳に馴染んだのは
比較的最近のものだったと思う。
音楽掛けてってドラマ『逃亡医』かって後程ツッコム

手術は当院に時々出向いている先生で
今日のこの曜日に来ているという
神奈川循環器呼吸器病センターの医師でした
に担当新米Dr.が指導を仰いでいる形。
私は裸眼だとド近眼の為(0.01)
全くよく見えないので
スタッフさん方誰がどうとか機材の様子
分かりませんでした。(怖いので見えなくてよい)
担当看護師さんが顔元の横に着いてくれて
細やかに私の様子に配慮して
汗、涙、痰取り、氷、枕、タオル等
必要適宜にして下さいました。
励まし声かけ・時に雑談も。
肩から首が攣り加減なのを
ほぐして頂いたりもしました。
17時半で交代帰られてしまったのですが
其れぐらいまでに終わっている予定
だった様なのですが…態々
最後まで立ち会っていたかったのだけど
ごめんなさいねと声かけて下さいました。
本当に励まされ困難を救って頂き
ありがたく気持ちの良い方でした。

始まりの第一関門がカテーテル挿入ですが
まぁ絶対痛いやん?!笑い泣き
この第一から前持って嫌だった
仰る通り前持って『ちくっとするよ』
『入れるね』と言う絶妙なタイミングで!
最初のチクっとはまだ此れぐらいなら
我慢出来たと一瞬思ったが感覚では5cm
越えた辺りでイタタタタの声小さくが出た
先生としては上手く入ったらしく
痛いか?とちょっと不満気。
その辺りで麻酔が入る。
入れる前に麻酔を打つのかと思ったので
そんなに痛くないかも?という淡い期待と
少し違い、1回目の麻酔でカテーテルを進め
られた時は点滴や注射などで若干
ズレてるんだよなとか、点滴上手く
いかなかった時の引き攣りの痛みと
よく似た痛み方です。
でも、痛みの感じ易さの出方は
鼠蹊部の方が痛いです。
痛み方の例えを先生に伝えると
理解してくれてもう一回麻酔追加すると
鼠蹊部から少し先までの痛みは無くなり
どこら辺にどうやって
カテーテルが入って行ってるのか
自覚することはなかったびっくり
入り口の鼠蹊部が結局、痛むという事です。
体内にカテーテルを感じる事はなく
造影剤を何度か入れるのですが
その時初めてあ〜やっぱり胸元辺りに
入っている事を熱さで感じます。
その熱さは胸元辺りだけでなく
手指先や鎖骨辺りにも感じます。
造影剤での大腸などの検査をした事が
ある人は其れと同等の熱し方と
思ってくれたらよいです。
かなり体の近くまでレントゲン板を
ターゲットの血管のある所に
真上や他方向に向きを変えながら
写し出された細い沢山のウネウネ血管を
見ながら何人かの専門家達が
合う止血用のコイル等名称と数字などの
併さった品番を相談していき、これか?
あれかとターゲットの血管に対して
こっちからかあっちからかどう攻めるか
など随分検討しながらの作業です。
医療ドラマなどの緊迫感は無く
私からしたらこんな雰囲気なの?と思う程
笑いが出たり友達同士・仲間同士で
話している感じでこの音楽どうのこうの
言ってたりびっくりびっくりワケあいあいでした

難しいな〜という言葉も何度か、
だけどフランクな会話で
ムズっ!とか、こう攻めてあー攻めてとか
神業じゃん今の!
よしいけ!いったいった!
この曲なに?←こんな事まで入ります
そんな言葉が飛び交っています。

この手術の患者側からの難点は
*意識があって様子や会話がわかる事
*狭い手術台の上で仰向け姿勢で手足を
伸ばしておかないといけない事
*寝てしまえばよいかと思うが
レントゲンを撮影しながらの施術なので
息を吸って吐く動作を
時々しなければならない


仰向け姿勢だと咳や痰を誘発してしまう
私にはMRI等でさえ抑えるのが必至で
呼吸がしんどいので鎖骨から肩首にかけ
硬直しがちで益々気道も狭くなる。
そんなのを1時間〜数時間耐え凌ぐのは
やる前から困難だという認識だった

案の定、本当にその姿勢で長時間
じっとしている事で頭痛・両首引き攣り
後頭部痛、唇や喉の渇き
脚や腰、背中が痛み、寝返りを
打ちたくてたまらない。
首が攣ってくるので頭を左右に向きを
変えるくらいしか出来ない。
腕位、時折上げ下ろし出来たら?
左脚だけでも曲げ伸ばし出来たら?と
何度も思えた真顔真顔真顔

最初の限界は1時間半経過した頃。
看護師さんにどの位経ちました?と訊ね
ガッカリした。まだか…

造影剤を通して見れば
悪い所が見れば見る程沢山出てきたらしく
👨‍⚕️悪いけどこれ、終わらんねぇ〜
一回では無理(患者の限界)だなと
言われたのが18時位だった!
もうちょっと頑張れる?もう少しだから!
というのが三度位出たかしらねキョロキョロ
その度にあと少しだから頑張れと
自分に言い聞かせ身体硬直で
震わせていました。

もう少しでイケるんだけど
一つ一つ中々思う様に進まない様で
こーだあーだの検討がとても多い
スタッフの様子で、会話と施術の進行が
よく分からないままなのだが
造影剤が入る時と息を吸ったり止めたり
撮影の後、多分カテーテル通して血管詰めの
塞栓物質を入れてる様子は分かる。
目が見えていたら画面上の血管のモヤモヤと
塞栓物質の様子まで見れる環境だったと思う

悪い右から攻めて、そちらは出来上がったが
左側は、ここまでならという状態で
終えたそうだ。一回の手術で
終えられたら1番良いが何せ中々の
血管具合で時間が掛かってしまう
👨‍⚕️きっちりやるにはあと3・4時間欲しい
でももう無理でしょう?と言われた
20時になる頃だった。

カテーテル抜きは新米担当医がしたのだが
我慢出来ない痛みではないが時々
刺激を感じ先っぽが出る瞬間が
痛みを感じる。そこからもっと
👨‍⚕️これが多分1番痛い処置だからね。
出した所を先生が手でグッと押さえるんです
ぎゃ〜という所ですが『よそゆき』の私は
クッと声が出て顔を歪めて痛みに耐える
15分やるそうだが、、、コブが出来て
鼠蹊部止血が上手くいかなかったみたい。

神奈川Dr.に代わって処置が
又そのコブをグッと押さえられ、
又、激痛に耐える事.数分
泣泣けた泣けた。と言っても
ツーと涙が滴れるだけ悲しいなんて大人な私(笑)

終えても、変なとこから出血してないかや
鼠蹊部の止血処置の経過観察で
直ぐには病棟にも帰れず
用意されてた晩御飯も食べる事出来ず
1日食べてないので其れもあって
兎に角ヘロヘロ🥴
ベッドに戻ってからも結局同じで
ずっと仰向けで脚を動かしてはダメと
きつく言われ、全身しんどくて
しんどくて背中を上げたい座りたい
脚と腰がすごく痛い…
此れを夜中2時半まで継続
ほぼ声にならない声で唸ってたねチーン
しんどいから忘れたくて寝たいけど
全然眠れず痛み止め点滴もしてもらった
が、動けないので背中や腰がやっぱり痛く
2時半に鼠蹊部の血液漏れテーピングを
外してもらい止血出来たか当直医師に確認
してもらい、OKが出て
やっと身体を横向きに出来、
気持ちは安堵した。
とにかくしんどいわ〜

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