私が高校2年生の頃、うちにやってきた「まめたろう」くん。
最初はすごく小さくて、リビングから和室に上がる小さな段差ですら、怖くて震えてた。
ヤギの鳴きまねをすると、なぜかやってきて、私の胸の上で、すやすや眠ったりしてた。
大きくなっても、ずっと一緒に暮らしていた。
誤って、ハンバーグを食べてしまって、玉ねぎ中毒になったとき。
病院でくしゃくしゃになっている、まめたろうくんを見て、胸が痛かった。
外で辛い事があって帰ってきたとき。
玄関のドアを開けたら、いつもの寝ぼけ顔でこっちを見ている、まめたろうくん。
その大きな、曇りのない瞳を見ていたら、ものすごく泣けた。
原っぱで、大好きなお母さんの周りを走っているとき。
まっすぐにお母さんめがけて走ってきては、はしゃいでいる、あのとき、確かに笑っていた。
一緒に暮らさなくなって、2年以上が経ち。
犬が欲しいと思ったことは何度もあったけど、命の尊さと重さを考えると
そんなに簡単に飼うなんて出来なかった。
「飼いたい」と思うのは一瞬でも、その命と共に暮らすのは十数年。
しっかり一緒に生きていく覚悟がないと、出来ないと思っていた。
そして。
自分が結婚し、新しく家族を持つことが出来る今、
やっぱり、犬と共に暮らしたい!
やっぱり、まめたろうくんに教えてもらった幸せを、私も新しい家族と共に感じたいのだっ!
※一緒に行ったマザー牧場のぬいぐるみと共に。
小さな動物のぬくもりを感じたくなる季節かな、秋というのは。まったく。






