とは、私の大好きな西郷さんが言われた言葉です。
子供の頃から大の歴史好きで、6才の時に初めて自分のお金で買った本も、日本の歴史という漫画の本でした。母親が奄美大島で生まれ育ち、囚人として島にやって来た西郷さんの話を代々伝え聞かされていたそうで、私も小さい頃から母親に西郷さんは夜になると海に向かって何か叫んでいたとか、薩摩藩は搾取ばかりしてダメだが西郷さんは立派な人だったと聞かされてきました。
西郷さんの二人目の妻が奄美の龍郷の名家、龍家の愛加那でした。ちなみに私の親戚も龍郷に今でも住んでいます。島妻と言って島にいる時だけの妻だったそうで、愛加那とは三年間生活を共にしたそうです。その間に生まれたのが長男の菊次郎さんで、その次男である隆治さんが上野の西郷さんの銅像のモデルになったそうです。
また西郷さんの眼光は人の生命を見抜くように鋭く、幕末維新の錚々たる人々でも正面から西郷さんの目をまともに見れる人は少なかったそうです。
『 迷ったときは、損するか得するかではなく、善いか悪いかで決めろ。そうすればおのずと答えはでる』
これも西郷さんの言葉です。人は道に迷ったときにこそ、その人の持つ本質が出てきます。常日頃から意識している考え方がフッと行動になって出てしまいます。善いか悪いかで判断すれば、その時は損をしたように思えるかもしれませんが、長い目で見た時にいずれその選択が正しかったことがわかります。
人の誠意に勝るものはないのです。自分も相手も天から見れば、等しく同じ人間なのだという『敬天愛人』の慈しみの心で相手と向き合うことが大切だと感じました。西郷さんも幕末動乱の中で、様々な敵と向き合ってきました。意見の対立や立場の違いから、最初は敵として出会ったとしても、相手を完全にやり込めることはしなかったそうです。
最近、久しぶりに買った本が『西郷隆盛 十の訓え』という西郷さんと愛加奈との子孫で曾孫にあたる西郷隆文さんが書かれた本でしたがかなり良かったです。本好きが高じて30才過ぎぐらいには、おそらく3千冊以上の本を食費を削ってまで買って読みまくっていましたが、初めて知った西郷さんのお話しや写真なども載っていました。
本当に西郷さんの素晴らしいお話は書ききれないほどありますが、実は今回、西郷さんの曾孫さんにあたる西郷隆夫さんの講演会があるのです。
同じく鹿児島出身のケンジさんのブログにも詳しくかかれています。 👇
西郷隆夫さんは、西郷さんの3人目の妻にあたる糸子さんとの間の曾孫で、やはり父親から西郷さんの凄さを毎日聞かされていたそうです。近いうちに隆夫さんの本も出版されるそうなので、西郷さんの血の繋がった子孫の方の本が読めるなんて今からとっても楽しみです。
そして、12月9日(土)には西郷隆夫さんの講演会があります。皆さんこんなチャンスは間違いなくありませんので是非講演会ご一緒いたしましょう☆*:.。.
また、今大変な思いをなさっている方や逆境や苦難にあわれている方にも、この西郷さんの力強い言葉を隆夫さんという子孫の口から直接聞いていただきたいと思います。艱難辛苦を乗り越えてきた西郷隆盛からの、その方その方へのメッセージがきっと受け取れることでしょう。
『西郷南州遺訓』に私の好きな言葉で、人を相手にせず、天を相手にせよとの西郷さんのお言葉があります。人を相手にしないで、天を相手にするようにしなさい。天を相手にして自分の誠実を尽くし、うまくいかないからと相手を咎めたりせず、むしろ自分が真心を尽くし切れていないのだと反省しなさい。
どうして自分がこんな目に遭うのだろうか、と思える事が日々過ごしていく中でやはりあるかもしれません。しかし西郷さんは問題の原因を「人」に求めるのではなく『天命として受け入れて』「どうして、こんな目に…」と嘆くのではなく、天に問う大切さを訓えてくれてます。「今、自分がやるべきことは何だろう」「何が足りてないから、このような状態なのだろうか」と相手にするのが「人」から「天」に意識を変えることで、自ずと自分の進むべき道が見え、天に感謝することで、迷いも晴れて人に煩わされることがなくなってきます。そしていつの間にか周囲の人に対して、優しい気持ちになっている自分に成長できるのではないでしょうか。
講演会の詳細です。
子孫が語る西郷隆盛秘話
日時 12月9日(土)
日時 12月9日(土)
場所 横浜市中区寿町1ー4
かながわ労働プラザ3階
多目的ホールA
時間
15時 開場
15時半 講演開始
17時半 講演終了
会費は、なんと3千円!
(当日現金払いです)
定員 170名
申し込み先
お問い合わせ
主催 K&Kユニバース
ちなみに、ブログのタイトルの「ぼっけもん」とは誰にでも安心感を与える大きな人物のことです☆*:.。.