新しく水槽を立ち上げていまして、自動水換えユニットSmart AWC Duo G2を使って自動水換えシステムを実装しました。
自動水換えは、R2R等見てるとここ数年で使用している方を多く見かけるようになったと感じます。
製品は現状日本で販売していないと思うので、
国内ではではほとんどいないと思いますが。
Neptune 等のアクアリウムコントローラと高流量対応のドージングポンプを使用する場合や、
単独の自動水換え専用のユニットがありますが、こちらは後者です。
Smart AWC Duo G2
AUTO AQUA製の水換えユニットです。
AUTO AQUA製品は各種LSSで取り扱われていますが、Smart AWCは今のところ扱われていません。
なのでAli Expressで入手しました。
製品Webページ
台湾メーカーのようでACアダプタのプラグは変換無しで使用できました。
ATO(自動給水)機能も備えているので自動給水もこれで行えます。
上:RODI貯水タンク 下:海水貯水タンク 各50L
上で貯めたRO水をATOとして使用、また適宜下のタンクに落として塩をミックスし、保管します。
水位センサーは2つあり、水換え時に下のセンサーまで水を抜き、上のセンサーまで補充します。
普段は上のセンサーでATOも担います。
取り付け場所は必然的にサンプの水位が変動する層(ポンプ室)となります。
6リットルを毎日に設定しました。
タイマー設定する場合は〇日,〇時間ごとという設定になっています。
毎日〇〇時に、という設定は出来ません。
ここで注意点として、
リターンポンプを止めたタイミングで水換えが発動してしまうと、水換え量のエラーが起きてしまうので、タイマー設定する場合はそういった時間に重ならないように注意しないといけません。
フィードモードやメンテ時にうっかりなんてことがありそうです。
一応各ポンプの稼働時間がいつもより長すぎると機械側が感知してくれるみたいですが、動作を起こしてからでは遅いので。
水槽を触らない時間に設定するのがいいと思います。
もし「毎日〇〇時に水換え」、と決まっていたらその時間を避けた動き方も出来るので、
そういった意味でタイマーは日時で設定できる方が良かったです。
1日1回とかならマニュアル設定でもワンタッチなので楽にできますし、安全です。
WIFI等外部からの操作は対応していません。
これもマイナスポイント。
価格はこれらの設備としては安いほうなので、まあこんなもんかという感じです。
ちなみに作った海水のストック期間についてですが、通常の成分の海水であれば、極端な温度にならなければ1週間位は大丈夫なはずです。
成分の濃いコーラルプロソルトや、有機物の入っているバイオアクティフソルトは避けましょう。
どの塩がどのくらい持つかは、BRS.TVが詳しく実験してくれています。
同社製品で廉価版Smart AWC Liteもありますが、こちらは本体にダイアフラムポンプ(エアーポンプとかと同じ構造)を内蔵していて、チューブのみで接続でき、低流量なので小型水槽向けです。
https://www.autoaqua.com.tw/en/sawc-470d.html
以上です。
ストック容器等で場所を取るため、設置できる環境を考慮しないといけないのが難しいところですが、
この趣味を長く続けるうえで日々のメンテナンスを楽にすることは重要だと思っていますので、この装置は貢献してくれそうです。