朝日杯セントライト記念 出走馬情報【火曜日】 | シュンザンの・・・

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色々とサイン競馬をやってみましたが、見つけるのに一苦労しますので、
その場その場の出来事に
力を注ぎたいと考えます
JRAに勝たないと意味が
ないですね。

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出走馬情報
      
中山・芝2200mで争われるセントライト記念は、菊花賞のトライアルレースで、3着までの馬に本番への優先出走権が与えられる。例年、春のクラシック戦線で活躍した馬と、夏の上がり馬が集結して熱戦を繰り広げており、今年も日本ダービー2着馬サトノラーゼンを筆頭に好メンバーがエントリー。クラシック三冠最終戦・菊花賞の行方を占うだけではなく、その後の活躍も大いに期待できる馬がそろっただけに、目が離せない一戦だ。

前走の日本ダービーで2着に好走したサトノラーゼン(牡3・池江泰寿)。レースでは、最内枠(18頭立ての1枠1番)から好スタートを決め、スッと控えて中団のインでじっくりと末脚を温存。最後の直線では、先に抜け出したドゥラメンテ(1着)に懸命に食らいつき、最後はサトノクラウン(3着)の猛追をしのいで2着を確保した。今回は約3か月半ぶりの実戦で仕上がりが鍵となるが、10日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、今回手綱を取る予定の岩田康誠騎手が騎乗し、6ハロン85秒9、ラスト1ハロン12秒1をマーク。2馬身ほど先行した併走馬のキロハナ(3歳・1000万下)に半馬身ほど遅れたが、合格点を与えられる動きだった。今週の最終追い切りをしっかりとこなせば、出走態勢は整うだろう。

前走の日本ダービー14着からの巻き返しを狙うキタサンブラック(牡3・清水久詞)。日本ダービーは、レースの前半1000m通過タイムが58秒8という緩みのないペースを2番手で追いかけた分、最後の直線で失速したが、今年1月のメイクデビュー東京(芝1800m、1着)から前々走の皐月賞(3着)までの4戦を休みなく使われ、常にハイレベルな競馬を続けていただけに、目に見えない疲れがあったのかもしれない。その後は放牧でのリフレッシュを経て、9日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、雨で力を要する馬場コンディションをものともせず、5ハロン67秒9をマーク。全身を無駄なく使ったフットワークで、久々を感じさせない動きを披露した。ここできっちりと結果を出し、あらためて存在感をアピールしたい。

ブライトエンブレム(牡3・小島茂之)は、前走の皐月賞で4着に健闘。3~4コーナーで馬群に包まれた分トップスピードに乗り切れなかった印象で、スムーズな加速ができていれば、もっと差が詰まっていた可能性はあっただろう。その後に右前脚の裂蹄が判明して日本ダービー出走を断念したため、今回は約5か月の休み明けになるが、8月下旬に美浦トレーニング・センターへ帰厩した後は、順調に乗り込みを重ねている。9月12日に同南Wコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロン84秒3を計時。テンから意欲的に飛ばした分、ラスト1ハロン14秒台と脚色が鈍ったが、今週の最終追い切りを消化して反応と息づかいが良くなれば、力を出せる仕上がりで復帰戦を迎えられるだろう。

ベルーフ(牡3・池江泰寿)は、2004年のローズS優勝馬レクレドールを母に持ち、伯父にステイゴールドがいる良血馬。前走の小倉記念は、約3か月半の休み明けに加えて、初めての他世代の馬との対戦となったが、4コーナーで外からポジションを押し上げると、最後の直線でもしぶとく伸びて2着に好走した。レース後は疲れも見られず、10日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、今回騎乗予定の川田将雅騎手を背に、6ハロン85秒7をマーク。併走馬のオーシャンブルー(古馬オープン)を追走して半馬身ほど遅れたが、軽快なフットワークで、状態の良さをアピールした。レースを1度使われた上積みも見込めるだけに、今回も優勝争いに加わってくる公算が大きい。

タンタアレグリア(牡3・国枝栄)は、前走の日本ダービーで7着に敗れたものの、後方追走から上がり3ハロン34秒1(推定)の末脚を発揮して勝ち馬から0秒8差まで追い上げた。今回は約3か月半ぶりの実戦になるが、8月27日に美浦トレーニング・センターへ帰厩した後は急ピッチに乗り込みを重ねており、9月11日に同南Wコースで行われた1週前追い切りでは、大きく先行していた併走馬(古馬500万下)を直線で力強くかわして5ハロン70秒8をマーク。ラスト1ハロン12秒台の数字は、週中の大雨で力を要する馬場コンディションになっていたことを考慮すれば上々と言える。春より馬体がひと回り成長し、集中力もアップした印象を受ける。昨年暮れのホープフルSで7着に敗れた中山・芝コースを克服できれば、上位争いが期待できそうだ。

ミュゼエイリアン(牡3・黒岩陽一)も、侮れない存在だ。前走の日本ダービーは10着に敗れたが、積極的に逃げて前半1000m通過タイム58秒8という緩みのないペースで飛ばしていたことを考えれば、悲観するような内容ではなかった。レース後は放牧を挟み、今回は約3か月半の休み明けとなるが、美浦トレーニング・センターへ帰厩後の8月下旬から時計を出し始めて、入念な乗り込みを重ねている。9月10日に同南Wコースで行われた1週前追い切りでは、降り続く大雨の影響で普段より4~5秒時計を要する馬場コンディションの中、5ハロン71秒8としっかり負荷をかけられて、滑らかな身のこなしを披露した。春よりも馬体が成長してパワーアップした印象を受けるだけに、ここは巻き返しが期待される。

ミュゼゴースト(牡3・大江原哲)は、昨年8月のメイクデビュー新潟(芝1600m)こそ7着に敗れたが、その後は5着→3着→2着と成績を上げて、5戦目の未勝利(東京・芝2000m)で待望の初勝利をマーク。3走前の500万下・山藤賞(中山・芝2000m)で2勝目を挙げ、オープン特別の白百合S(京都・芝1800m)3着を経て臨んだ前走のラジオNIKKEI賞で2着に好走してオープンクラス入りを果たした。レースを経験するごとに地力をつけている馬だけに、今回のメンバーに入っても注目が必要だ。

今年の夏の上がり馬の筆頭格はロッカフェスタ(牡3・田村康仁)だろう。2月22日のメイクデビュー東京(芝1800m)で後続に2馬身1/2差をつけて勝ち上がると、約5か月半の休養を挟み、初めて他世代の馬と対戦した前走の500万下(新潟・芝2000m)も制して連勝を飾った。今回は一気の相手強化に加えて、初の右回りコースと越えるべきハードルは決して低くないが、まだ能力の底を見せていないだけに、どこまで通用するのか、期待は大きい。

ジュンツバサ(牡3・勢司和浩)は、昨年11月のメイクデビュー東京こそ12着と大敗を喫したが、5か月余りの休養で立て直された前々走の未勝利で初勝利を挙げると、前走の500万下(いずれも東京・芝1800m)でも最後の直線で鮮やかに抜け出して2連勝を達成した。本格化はまだ先という印象だが、ここで好結果を出せるようなら、今後の活躍がより一層楽しみになる。

レッドライジェル(牡3・藤沢和雄)は、父ディープインパクト譲りの瞬発力を武器に、3走前の500万下・山吹賞(中山・芝2200m)で鮮烈な追い込み勝ちを決め、前々走の青葉賞(6着)では2番人気に支持された素質馬。前走の1000万下・HTB賞(札幌・芝2000m)は力の要る洋芝が合わなかった印象で7着に敗れたが、ここまで2戦2勝の実績を誇る中山・芝コースに舞台が替わる今回は、本領発揮が期待される。
この中では
ミュゼエイリアン
ジュンツバサ
が注意だと思います。