セントウルステークス 出走馬情報【火曜日】 | シュンザンの・・・

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色々とサイン競馬をやってみましたが、見つけるのに一苦労しますので、
その場その場の出来事に
力を注ぎたいと考えます
JRAに勝たないと意味が
ないですね。

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出走馬情報
      
阪神・芝1200mで行われるセントウルSは、『サマースプリントシリーズ』の最終戦であるとともに、秋のGI シリーズ開幕を飾るスプリンターズSの重要な前哨戦に位置付けられている。『サマースプリントシリーズ』が創設された2006年以降の本レースを振り返ると、勝ち馬の9頭全てが、同シリーズの対象レースに出走していた。スプリンターズSを目標にしている実績馬の多くが休み明けで本レースを迎えることもあり、夏競馬を使われてきた馬が好結果を残す傾向が出ているものと言えるだろう。今年も休み明けの実績馬が出走を予定しているが、夏競馬を使われた馬の“強み”は今回も生きてくるのか。登録馬の現状をしっかりとチェックしておきたいところだ。

今年でセントウルSに3年連続の参戦になるハクサンムーン(牡6・西園正都)。一昨年は夏競馬を使われたうえでの出走で見事優勝したが、昨年は秋競馬の始動戦として出走し2着に敗れた。今年も前走の高松宮記念(2着)から5か月半の休み明けとなる点は、少し気になるところだ。しかし、本馬は暑い時季の方が馬体を作りやすいタイプ。3日に栗東坂路で行われた1週前追い切りは4ハロン55秒2、ラスト1ハロン11秒7と全体の数字は目立たないが、調教時間終了間際の時計を要する時間帯にマークされたもので、仕上がりに不安はない。今回、前哨戦をきっちりと制し、念願のGI 制覇に弾みをつけたいところだ。

今年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガール(牝6・藤原英昭)も、約4か月の休み明けで今回のレースに臨む。2日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロン79秒3の好時計をマーク。併走馬を一気に突き放す豪快な動きを披露した。もともと追い切りでいい動きを見せるタイプであることを考慮しても、文句のない仕上がりと判断していいだろう。本馬は、秋の芝・短距離路線の主役候補と言える一頭。まずはスプリンターズS制覇を目指して、注目の秋初戦を迎える。

ウリウリ(牝5・藤原英昭)は、前走で『サマースプリントシリーズ』第2戦のCBC賞を優勝しており、本レースを勝てば同シリーズのチャンピオンに輝く。今回は約2か月余りの休み明けで迎える一戦。中間の調整の内容から、目標はこの先のGI・スプリンターズSという印象こそ受けるものの、調教の本数の割に太めを感じさせない馬体で、2日に栗東Dコース(芝)で行われた1週前追い切りでも回転の速いフットワークを見せていた。これなら、力を発揮できる状態でレースに臨めそうだ。今回、前走に続いて重賞連勝を決めるようなら、本番のスプリンターズSでも注目を集める存在になるだろう。

アースソニック(牡6・中竹和也)は、前々走の函館スプリントS(2着)→前走のアイビスサマーダッシュ(3着)と、『サマースプリントシリーズ』対象レースを転戦してきた馬だ。2日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは4ハロン55秒2、ラスト1ハロン13秒2を計時。時計自体は速いものでなく、馬なりでサッと流す程度だったが、順調に夏場のレースを使われてきたため、それほど強い調教をする必要はないのだろう。今回も、好調を維持したままレースに臨めそうだ。本馬も本レースを勝てば『サマースプリントシリーズ』チャンピオンの座に就くことができるだけに、力の入る一戦と言えよう。

バーバラ(牝6・小崎憲)は、毎年のように夏競馬で好結果を残している馬で、今年も、前々走となった7月のオープン特別・バーデンバーデンC(福島・芝1200m)を優勝。前走の北九州記念でも勝ち馬のベルカントから0秒5差の4着に健闘した。この中間の調教の動きからは大きな上積みこそ感じられないが、前走時の状態はキープできている様子で、今回も上位争いに加わってくるだろう。

ミッキーラブソング(牡4・橋口弘次郎)は、デビュー以来初めて芝1200mの距離に出走した前々走の1600万下・佐世保S(小倉)を優勝し、前走の北九州記念でも、中団の後ろを追走する展開から最後の直線でしぶとく末脚を伸ばして、勝ち馬から0秒7差の5着まで追い上げた。本馬も、中間の調教の動きは目立たないが、前走時の気配を維持できていれば十分だろう。今回、これまで5戦3連対(2勝2着1回)と好相性を示している阪神・芝コースへ替わる点は歓迎材料で、前走以上の走りが見られるかもしれない。

リトルゲルダ(牝6・鮫島一歩)は、昨年の本レースを優勝して、同年の『サマースプリントシリーズ』のチャンピオンに輝いた。その後は勝ち星を挙げられておらず、2か月半の休み明けで臨んだ前走のアイビスサマーダッシュも勝ち馬のベルカントから0秒6差の5着に敗れたが、調教量が不足気味で状態面がひと息だったことが敗因のひとつと言えるだろう。今回は実戦を1度使われた上積みが見込め、調教で見せる気配も良くなっているだけに、実績を見直す必要がありそうだ。

マヤノリュウジン(牡8・庄野靖志)は、前走の北九州記念で10着に敗退したが、これは約10か月半という長期休養明けに加えて、状態面もいい頃と比べるとひと息だったのだろう。今回は、レースを1度使われた上積みが見込め、調教で見せる動きからも上昇ムードが感じられる。昨年のオープン特別・バーデンバーデンC(福島・芝1200m)で勝利に導いた横山典弘騎手とのコンビで臨む点も、見逃せないポイントだ。

成長力が魅力の3歳馬は、2頭がエントリー。アクティブミノル(牡3・北出成人)は、昨年7月のメイクデビュー函館(芝1200m)で初陣勝ちを飾ると、連闘で臨んだ函館2歳Sも逃げ切って重賞初制覇を達成した。函館2歳S以来5戦ぶりに芝1200mへ出走する今回、持ち味のスピードを存分に発揮できれば、他世代の実績馬たちを脅かすシーンがあるかもしれない。

マテンロウハピネス(牡3・昆貢)は、特別登録の時点では京成杯オータムHと両にらみとのことだが、初の芝1200m挑戦となる本レースへの出走となった場合は、注目が必要だろう。距離適性は未知数だが、3走前のニュージーランドT(12着)や前走のNHKマイルC(17着)での走りを振り返ると、芝1600mは少し長い印象も受けただけに、前走から400mの距離短縮で高いパフォーマンスを見せる可能性はありそうだ。
ここでは、
ストレイトガール(牝6・藤原英昭)
バーバラ(牝6・小崎憲)
注意ですね。