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ニュージーランドのビザ・移民政策を現地からお届けしています🥝✨
今回は、2023年10月9日より申請受付がオープンした「技能移民カテゴリー」レジデンスビザ（SMC）について、SMC申請の主要要件の概要と、ニュージーランド移民局（INZ）からのよくある質問への回答をご紹介します🌈
（SMC永住権についてはインスタ・ツイッターにシンプルにまとめた表をアップしています👀✨）
SMCレジデントビザとは？
新しい6ポイント制技能移民カテゴリー（SMC）が、2023年10月9日より申請受付オープンしました。
この新しい申請プロセスは、手続きを効率化し、6〜8週間という比較的迅速な期間内で審査を行うことを目的としています。
ただし、申請が「意思決定の準備ができた」状態で提出された場合に限ります。
申請の概要
SMC申請プロセスは2段階の手順です。
1️⃣最初に、関心表明（Expression of Interest: EOI）を提出し、承認されると、レジデントビザの申請へ招待されます。
EOI申請の段階では書類を提出する必要はなく、申請料も支払う必要はありません。
ただし、提供される情報は正確である必要があります。虚偽または誤解を招く情報、または重要な情報の隠蔽は、レジデントビザ申請の拒否につながる可能性があります。
2023年9月に導入された情報取り扱い手順の見直しに関する詳細については、前回の記事を参照ください。
2️⃣レジデントビザ本申請では、配偶者（パートナー）や24歳以下の扶養家族を含めることができます。
SMCの主申請者は、以下の5つの主要要件を満たす必要があります。
✅年齢要件：55歳未満。
✅健康および犯罪歴：健康で犯罪歴がないこと。
✅英語能力：英語要件を満たすこと（例えばIELTS6.5相当）。
✅NZでの雇用：Accredited Employerからのフルタイムのスキル職、またはジョブオファーがあること。
✅6ポイント：6ポイントを満たしている。
スキルカテゴリー
学位（学士号以上）、ニュージーランドの職業登録、または収入のいずれかのスキルカテゴリーから3〜6ポイントを加算できます。
職歴ポイント
さらに、ニュージーランドでのスキル職での職歴が１年につき1ポイント、最大3ポイントまで加算することもできます。
多くの申請者に「職歴ポイント」が必要に
この政策の多くの申請者にとって、「職歴ポイント」が重要になります。
これはスキルカテゴリーから博士号の保持者、6年のトレーニングを要すると定められたニュージーランドの職業登録、または現在の時給の3倍に相当する収入で６ポイントを加算できる方々を除き、1～3年の「職歴ポイント」を加算する必要が出てくるためです。
✅申請者の雇用は、フルタイムかつ関連する賃金以上（多くの場合は時給中央値。職業によって例外あり）である必要があります。
✅また特筆すべき点として、職歴は必ずしもニュージーランドのメインの就労ビザであるAccredited Employer Work Visa（AEWV）のみで蓄積しなくてもよく、フルタイム雇用を許可するあらゆるビザの下で蓄積できることです。
これにはポストスタディ就労ビザ、ワーキングホリデービザ、および学生ビザのホリデー期間も含まれます。
「グリーンリスト」レジデントビザとの違い
グリーンリストとは、ニュージーランドの労働市場で不足している職種が含まれているリストです。
INZは、グリーンリストの職種に対して2つのレジデントビザを導入しています：
- 第一層に指定されている職業への「ストレートトゥレジデンス」
- 職業例：看護師・助産師・薬剤師を含む医療スペシャリスト、建設マネージャー、エンジニア、IT技術者など
- 第二層の職業への「ワークトゥレジデンス」
- 職業例：幼児教育を含めた教師、電気技師、水道技師、重機オペレーターや酪農マネージャーなど
SMC申請の重要な点の一つは「賃金」であることに対し、グリーンリストでは「職業がリストに掲載されているか、グリーンリストの要件を満たしているか」が重要な要点であるといえます。
またグリーンリストに掲載されている職種の人々は、SMCの条件も満たしている可能性があります。
このような場合、申請者は資格やニュージーランドでの職歴を含む、個人の状況に応じて申請するカテゴリーを選択できます。
いかがだったでしょうか。
現在ニュージーランドで働いている・仕事探し中、または日本在住で自分の経験から永住権の可能性はあるか探りたい方。
お問合せお待ちしております💪✨
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
日本にお住まいの方もニュージーランドにいらっしゃる方も、気温の変化に気を付けてお過ごしください✨🌸🍂
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