冒頭の殺陣のシーンなど、映像自体は美しいのだが、物語がいまひとつ染み入ってこないのはなぜだろうか。
不正を暴いたために藩を追われたにしては、人物像が作り込まれていないために、硬骨漢としての愚直さがあまり伝わってこない上、一刻者なのか、反骨精神なのか、何が彼をそうさせるのか、という原動力が示されないために、巨悪に立ち向かう感じがまったくしてこない。
人間関係や因果関係などがセリフで語られてしまうのが致命的で、説明をされた瞬間に、ああ、そうなんですか、と興が一気に冷めて行く。
せっかく美しい映像を撮る才能にあふれているのであれば、その映像ですべてを語ってほしかった。
悪の側にも、華がなく、いかにもといったありふれた感じで、魅力が感じられないのも作品を高められなかった一因で、一言で片づけるならば、脚本が練られていないということだろう。
不正を暴いたために藩を追われたにしては、人物像が作り込まれていないために、硬骨漢としての愚直さがあまり伝わってこない上、一刻者なのか、反骨精神なのか、何が彼をそうさせるのか、という原動力が示されないために、巨悪に立ち向かう感じがまったくしてこない。
人間関係や因果関係などがセリフで語られてしまうのが致命的で、説明をされた瞬間に、ああ、そうなんですか、と興が一気に冷めて行く。
せっかく美しい映像を撮る才能にあふれているのであれば、その映像ですべてを語ってほしかった。
悪の側にも、華がなく、いかにもといったありふれた感じで、魅力が感じられないのも作品を高められなかった一因で、一言で片づけるならば、脚本が練られていないということだろう。