
関西空港と新千歳空港との間は、格安航空会社のピーチを利用する節約旅行で、連休明けの札幌のホテルの価格も一年間を通しての最低レベルになっていたのが助かりました。
福住にある札幌ドームを初めて訪れるのがメインでしたが、新千歳空港に到着後、宮の沢にある石屋製菓の白い恋人パークにまず行って、麻生にある下水道記念館にも立ち寄り、翌日は、時計台に入場し、札幌農学校についての展示を見て、錚々たる顔ぶれに驚かされ、旧北海道庁のカンザンザクラの咲き誇る美しい庭園も散策することができ、久しぶりの札幌は、ちょうどいい気候と適度な都会の雰囲気でとても楽しめました。
大阪では、終了間近のフェルメール展にどうにか間に合うことができ、同時代のオランダの画家たちの作品の展示が大半であっても、スペインから独立して、経済的に豊かになったことで、地方にまで肖像画の需要が高まり、それとともに画家の技量が向上したそうで、フェルメールにも影響を与えたであろう作品群も見ごたえ充分で、当然ながら観客も押し寄せていましたが、関西では混雑していてもいささかの余裕があり、「立錐の余地がある」という感じで、フェルメールの35分の6の展示もじっくり見ることができました。
現在の職場には、「旅行なんか行かなければ金が残るのに」とか、「野球なんかテレビで見れば充分で、絵なんか見ても何もわからない」とか、豊かな老後の設計を立てて、くだらない動きは一切しない人ばかりなので、たまに東京や大阪に出掛けて、「文化格差」を埋め合わせたいと願う者は異端であって、とりあえず「白い恋人」と期間限定「美冬」をみやげに出勤するつもりでも、うすら寒い思いをしそうです。