数週間前…
ふと、子供の頃に母親から聞かされた話を思いだしていた…





あれは確か…
女子プロレスのタッグユニット『クラッシュギャルズ』全盛の頃…











「(ブームの盛り上がりでいえば)ビューティーペアの方が凄かったわ」と母が語る。



( 幼少の頃、毎度音楽番組の合間に挟まれる 父の語る「ビートルズ無双論」に対し、「ハイハイまたですか」と右から左に受け流す術を身に付けていた子供の私(笑)。しかし、この母の話はなぜか記憶に残っている )



試合前の歌謡スタイルからなにまで、『クラッシュ…』のそれは、『ビューティー…』の頃に生まれたものだとか…

その類いの話を聞かされ(笑)






そして、話は『ビューティー…』ブームの終焉に及ぶ…




「けど最後は二人が(シングルマッチで)戦ってな…血だらけでギャーギャー言うてて見てられへんかったわ。」と。



あとから聞いた話では、このマキ上田とジャッキー佐藤のシングル戦は、負けた方が「引退」のルールだったとか…


このシングルマッチをもって『ビューティーペア』は解散となったらしい。



「最後、あんなカタチになって、なんもオモロなかったわ…」


















なぜ、こんな事を思い出してしまったのか…





それはきっと宮本恒靖の引退試合、そして ともにゃんこと若林倫香の卒業に触れたからであろう。






2012.7.X
宮本恒靖引退試合…

30分×3試合。
3チームによる変則マッチ。
宮本がそれぞれ3つのチームで試合を行う趣向。



2002 ワールドカップ日本代表…

2005 初リーグ制覇時のガンバ大阪…

そしてキャリアの最後を過ごしたヴィッセル神戸…


それぞれ当時のメンバーが集結しての引退試合は、幸福感に溢れたものだった。
(更にご子息と同時にピッチに立つ等、彼に対する粋なはからいも。)




しかし、サッカーの世界において、このような終わり方は稀なケースと感じる。




実績ある選手であるほどに現役としての稼働時期は長くなる。

全盛期を過ごしたビッグクラブでプレーし続けることや、生え抜き選手が単一クラブで晩年まで過ごすことなど…それが許されるのは一握り。


力と実績の伴った選手であれ、自らを必要とされるクラブを求め移籍を繰り返し、その後 人知れず引退する。。








先月いっぱいでSKE48を、
そしてKⅡを去った若林倫香の言葉…



「チーム昇格を目指して必死の想いをしている研究生に対し、ただ自分が楽しいだけを理由に、チームに固執し続けることはどうなのだろうか…」と。



“選手”としての引き際…
これに「正解」など求めるべき類いのものでは無いのだろう。


しかし、彼女の遺した言葉の意味は重い。










そして、
ブームの終わらせ方…


母には受け入れ難く感じた『ビューティー…』の終わり方…

当時を知らない私には、そこに至った経緯を知らない。





ブームの「終焉」と「多幸感」…

この両立をはかる事は、相当に困難と考える。



それが“ブーム”である以上、その終末に際し「よくぞやりきった」などと…


言えるものだろうか?