臨済寺の茶祖堂にて、献茶式が行われました!

 

今年の静岡市の新茶を三茶祖にお供えし、静岡市茶業界の繁栄を祈願するもので、

毎年の恒例行事です。

 

三茶祖とは、栄西禅師ようさいぜんじ(日本茶の祖)、聖一国師しょういちこくし(静岡茶の祖)、大応国師だいおうこくし(喫茶儀礼を伝えた祖)のことです。

 

“静岡市茶っきり娘”さん達がお茶を運び、

静岡市長、静岡市議会議長、静岡茶商工業協同組合理事長が

それぞれ三茶祖に献上します。

老師や僧侶さん方々がお経を唱え、とても厳かな雰囲気でした。

最後は田辺市長と組合理事長のご挨拶があり、式典を終えました。

 

その後、臨済寺を案内いただきましたが、当時使われたお茶壺、慶喜公が書かれた扁額、

重要文化財の襖絵など、貴重な物に溢れているとても立派なお寺でした。

 

お茶の歴史はとても古く、徳川家康公や慶喜公などお偉い方から一般庶民まで、

常に身近にお茶があり、今日まで進化しながら受け継がれており、

改めてお茶の奥深さを感じました。。

 

歴史を築かれた三茶祖に感謝し、この歴史ある静岡のお茶の良さを多くの方々に

知っていただき今後ますます静岡茶が発展していくことを心より願います!

 

 

●臨済寺_静岡市

 

●茶祖堂

 

●三茶祖(左から、聖一国師、栄西禅師、大応国師)

 

●”静岡市茶っきり娘”

 

 

●献茶の儀

●老師

 

 

●献茶式が終わりました。

 

●田辺市長の挨拶

 

●重要文化財の襖絵

 

●徳川慶喜公直筆の扁額