修正版【学校体育を受け入れられない】HSC気質の次女  ☆No.68 | 日々のブログ☆すべてのことに意味があると思って輝いていきたい

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小学4年から不登校になった長女は、4月から通信制の高校に。中2の次女は不登校真っ只中。現在はサポート校(フリースクール)に通っています。
プロフィールにもう少し詳しく書いています。
娘2人、主人、私の4人家族。
日々の出来事を綴っています。

登校5日目の帰宅後、次女は大泣きしました。
初めて中学校で受けた体育の授業が、
とてもつらかったようです。
体育が原因で大泣きしたことは
ブログNo.65に書いています。
こちら ↓↓↓ 

次女に「先生が厳しいの?」の聞くと
「厳しい と 普通 の間」とこたえました。
「先生が嫌なんじゃなくて、体育が嫌だ!」と言います。
チアリーディングを4年間ほどやっていた次女は
体を動かすことは嫌いではありません。

次女が私に「これ見てよー」と持ってきて
指差したプリントの部分は
体育の【学習の仕方や態度について】でした。
きびきびした動きが大切!      
整列・挨拶をしっかり!    
集合・解散はかけ足!
等、“こうしなければいけない”内容がぎっしりありました。

「十分聞こえているのになぜ大きな声で挨拶しなければいけないのか!」
「時間に間に合っているのに、なぜ、かけ足で集合しなければいけないのか!」等々思ってしまい、
いろいろ気になってしまうようです。
次女はプリントの内容や、先生が言うことを、
間違っているとは思っていません。

HSC(人一倍敏感な子)気質がある次女は
自分の周囲から、
痛みを感じさせるような感情も
感じてしまったようで、
体育の授業の空気が苦痛でたまらず、
今は受け入れられないようです。

小学校生活の中で、
不登校や保健室登校だった次女は
中学校では入学式から毎日友だちと一緒に登校して頑張っています。
体育の授業だけは2回目から受けることができていません。
着替えはするのですが、
参加できず、保健室にいるようです。

次女自身も読んでいる3冊の本です。
「敏感すぎる自分を好きになれる本」
「敏感すぎて困っている自分の対処法」
③「受け流す心をつくる3つのレッスン」



HSC(人一倍敏感な子)と体育の授業について、
焦点をあてて考えた時
①と②の本から感じたことを、自分なりにまとめて書いてみました。
(文章をそのまま抜粋した部分も含まれます)

【集団の和を重んじる日本社会では、群れになじめない人は
協調性がない人と見られる傾向がある。】

【日本社会では、
「みんな一緒」の横並びで行動することを良しとし
そこからはずれる者を排除したがる、
いわゆるムラ社会特有の閉鎖性が残されている。】
【ムラ社会的な同調圧力があらゆる場面で求められているように感じる。】
【「こうするべき」
「このようにしなくてはならない」という
「べき思考」で埋め尽くされているといっても過言ではない。】

【支配する者と、支配される者が近くにいれば
その緊張関係によって、ピリピリした空気が流れないわけがない。
敏感なHSCがその張りつめた空気を感じとらないわけがない。
ピリピリとした空気を感じとった子どもは、怯えて、緊張し、萎縮してしまう。】

【HSCは、他人のエネルギーにも敏感で
人の気持ちや体調に影響を受けてしまうことが多くある。
HSCの周囲にいる人がマイナスの感情を抱いていれば
そのマイナスの感情に引っ張られてしまうこともあり
とても疲れてストレスとなる。】

おこなう体育の種目を苦手とする人が
みんなが見ている前で実技をすることもあると思います。
次女の中学校では耳にしたことはありませんが
「体育によるスクールカーストの発症」という問題がある学校や
「体育がいじめのきっかけ」となる場合もあるようです。

実際、次女は体育の授業を受けて
周囲から、マイナスの感情や、ピリピリとした空気を感じ
緊張して、居たたまれない気持ちを
頑張って抑えていたようです。

体育の授業で、楽しい、うれしいと感じたり
団結する喜びや達成感、物事への向き合い方や
苦手なものを克服する充実感を味わったり
プラスの感情を抱く人もいると思います。
授業や体育祭などで、人に感動を与えたり
プラスの感情を多くの人と分かち合えたりすることもあると思います。

上記の青色の部分の中に
支配する者と、支配される者が近くにいれば・・・】
という本の文章の一部を書きましたが、先生が生徒を支配しているとは思えないので
【支配】の意味を調べてみました。
【支配】は字の通り【支えて配ること】とあり
また、【愛情を持って子どもを尊重して、子どもが自立するよう
支えて気持ちを配るのがプラスな支配】と記しているものもありました。
【支配】という言葉には悪いイメージばかりがありましたが
良い意味もあるんだなと思いました。

体育の授業が、ピリピリした空気ではなく
生き生きとした空気に包まれるようになるには
どうしたらいいんだろう。

上記の本の中に
【現代社会はストレス社会。
HSC・HSP(人一倍敏感な人)がストレスに敏感に反応するのは
現代社会への警告かもしれない。
人類や社会の危機を訴えているのかもしれない。】
とありました。
私もそうかもしれないと感じる部分があります。

次女には、HSCの気質とうまく付き合うことが出来るようになって
その敏感さを長所として生かし、
自分らしく、輝いてほしいです。


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