こうのの日々 -4ページ目

こうのの日々

漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。


ちょっと前のことでごめんなさい。

8月8日、わたしは伊丹空港から飛行機に乗りました。


関東上空あたりで

こんな不思議なお方と出会ったりして、到着したのはこちら。
仙台空港です!

果てしなく続く七夕飾りを眺めて、
仙台駅前で焼きそばを食べて、新幹線で花巻に向かいます。

翌日の9日は
懐かしのイギリス海岸を訪ねて。
釜石線でやって来た遠野駅前で、河童さん達と一緒に長崎原爆のための黙祷をして、
「とおの物語の館」を訪れて、次は釜石に向かいます。
ちょっと! 
キキとララの列車ですよ。



翌日10日は、雨の中、両石駅付近をうろちょろしました。

夜はこちら。
大槌町の小鎚神社にやって来ました。
幸い、雨もだいぶ上がって、「三陸大槌町 郷土芸能 かがり火の舞2024」は無事屋外で開催されるようです。
こちらで虎舞を見学しました!


翌朝は、台風が近づいていたので、予定より早く釜石を出発して、航空便の4時間前に花巻空港に着きました。

どこでも座り放題です。

ちょうどいい机があります。

まあ描いちゃうよね!


あちこち歩き回ってきたのは、濱野京子はまのきょうこさんの新作「まさきの虎」の挿絵を描くためでした。

この絵はその下描きです。


濱野京子さんには以前、児童小説「天下無敵のお嬢さま!」(全4巻)の挿絵を描かせていただいてお世話になりました。

新作「まさきの虎」は、「お嬢さま!」とはまた違う雰囲気で、それでいてやっぱり濱野さんらしい、ふんわり柔らかくてほろ苦い物語なのです。


よい機会に恵まれて、また夫がTさんのお守りをしてくれたおかげで、大好きな釜石や大槌を存分に歩き回ることができました。


挿絵は8月末に描き上がりました。

で、先週上京して、久し振りにお会いした濱野さんと一緒に最終チェックをしたんだよ。

発売はまだ少し先なのですが、童心社さんが写真を載せてくださいました。

 https://t.co/c2WNkfhdKe


この小説「まさきの虎」は12月上旬に発行です!

内容については、発売日頃にまた詳しく書かせていただきますね。


おまけ。

釜石の宿は駅のすぐそばなんですが、こんな景色が見えましたよ。


ではまたね!