エンゲージリング、ダイヤモンドルースをオンライン販売する、speranza(スペランザ)です。
前回、
◆4Cではカットを一番大事にしてほしい
◆カットだけは人間が作るものだけど、ベリーグッドのカットでも値段はすこし下がるだけ
と、いうことをお伝えしました。
職人さんの作る作品や、パティシエが作るケーキは、ミスすれば廃棄か、アウトレット品として格安で売られると思います。
でもダイヤがそうでないのはなぜでしょう?
それはダイヤモンドが貴重であることはもちろんですが、
かつて、
カットはとても難しかった
ことが理由です。
ダイヤモンドは何世紀も前から王族や貴族から重宝されていました。
その時代は機械はありませんので、
手を使ってダイヤのカットをすることになります。
カット方法の最高峰であるラウンドブリリアントカット(いわゆるダイヤモンドの形)は、1919年に発明されました。
ほぼ100年前ですね。
ダイヤモンドの反射・屈折率といった光学的特性を数学的に考慮し、最も美しく輝く型を理論的に見いだし、各切子面(ファセット)の形状や角度を算出したのです。
しかしおよそ100年前の人が理論どおりに、指先ほどの小さなダイヤモンドを58面体に整える……ということがどれほど困難かは想像に難くないと思います。
そのため、素晴らしいカットのダイヤは少なく、そうでないものが当たり前に市場に出回り、
カットに対する評価金額は甘く甘くなっていたのです。
現在ではパソコンが自動的に、原石をどうカットすれば効率的に大きなダイヤモンドになるかを判断し、計算どおりにレーザーでカットすることができ、飛躍的にカット技術が高まりました。
GIA(米国宝石学会)を筆頭に、カットの鑑定自体は厳しく行われているのですが、
評価が価格に正しく反映されているかというと、過去の名残からそうではない状況が続いています。
なので、
カット評価をエクセレント(トリプルエクセレント)以外のものにするのは、正直なところもったいないです。
お母様、おばあ様から受け継いだダイヤなど……4C評価を超えた存在のダイヤモンドでない限り、
できるだけカットはトリプルエクセレントのものを選ぶことをおすすめします。
speranzaでは、トリプルエクセレントカットのみでなく、ダイヤモンド全長に対するテーブル面や深さのパーセンテージにもこだわっています。
カットは数学なので、理想的な%が必ずあるからです。
トリプルエクセレント+α
がわたし達が仕入れの際に膨大なダイヤをばっさり選別するためのOKラインです。
→『ダイヤモンドのカット⑥』
在庫を持たずに1つ1つ仕入れる小さなショップでしかできないことです。
次回は、トリプルエクセレントカットとは?
についてお話したいと思います。
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