皆様こんにちは。
最近なにかと忙しくてあんまり更新できずでした。
不定期更新にはなりますが、気が向いたときに投稿してまいりますので何卒よろしくお願いします。
さてさて、今回は鉄分が多少入ったカメラマン目線で上越市を語る回になります。
上越”地域”へと範囲を広げるための布石にしたいなーと。
都民なのか新潟県民なのか分からないような生活をしているもので、気づけば写真もそれなりの枚数になったのかもしれませんが…笑
その中から色々と厳選してお届けいたします。
「上越ってどんなところだろう?」
「どんな列車が走っているんだろう?」
「行ってみたけど、どこ行くのがいいのかな…」
といった声にお応えできればと思います。
では行ってみましょー!!!
直江津駅
日本海ひすいライン / 妙高はねうまライン
かつては「はくたか」「北越」「白鳥」
「日本海」「きたぐに」などの優等列車が
昼夜問わず行き交う駅でしたが、今や昔話。
現在は、妙高はねうまライン、日本海ひすいラインを筆頭に、ほくほく線や信越本線の列車がメインですが、今は今で昔と違う良さがあるのです。
とはいえ、あの頃の面影もまだ残っています。
ここから特急へ乗り換えたことのある
読者の方も多いのではないでしょうか。
個人的には何かと旅の起点になることの多い駅、この記事も直江津駅をスタートとしましょうか。
おや…ET127系の6両編成がいますね。
相変わらずかっこいいです。
はねうまラインへ行こうかな…それとも…
おや、レトロな急行列車が入ってきました。
まずは455系に導かれるまま、
日本海ひすいラインへ向かいましょうか。
タイトルも「日本海ひすいライン編」ですし…笑
〜〜〜〜〜〜移動中〜〜〜〜〜〜
桑取川を渡る観光急行
川沿いを上っていくと、
「くわどり湯ったり村」があります。
たにはま公園からの俯瞰
ここまで3本のトンネルを抜けてきました。
最初のトンネルを抜けてすぐ、
谷浜駅の手前から車窓には海が広がります。
青のすみか聴くと最高に合うんです。
もうね、めちゃくちゃエモいの。
現地でぜひ聴いてほしいです。
S字カーブをくねくね曲がり出したら、
まもなく次の駅に到着です。
有間川駅
日本海ひすいライン
直江津駅から普通列車に揺られること10分。
空と海の綺麗な駅へと到着しました。
あ、急行は停まりませんよ。
運転停車していたこともありますが、
あくまで沿線観光のための運転停車でしたので。
プラットホームと駅舎の向こうには、
どこまでも果てしなく続く青。
途切れることを知らない、透き通った青の世界。
思わず息を呑むほど美しい風景が広がります。
海辺の駅といえば、県内で見ても青海川や桑川、親不知あたりが有名でしょうか。
それらの駅にも劣らぬ…いや、それ以上の
絶景に出会えるのが有間川駅です。
最近では知名度も上がってきたのか、
遠方から訪れる方も増えてきたようです。
ここで撮られた写真をSNSで眼にする機会も
自ずと多くなるわけですね。
ひすいラインの列車がやってきました。
イベント対応車両のうち青い車、K7号車です。
手前には夏を感じる幟、あれ…ここって無人駅では…?
無人駅なんですよ…でもね…
この駅、カフェが入っているんです!!!
その名を
DINING CAFE R8
といいます。
ちなみに「R8」の由来は、
目の前を通っている国道8号線です。
新潟市を起点に滋賀県米原市まで続いていて、
上越市内は東西に貫いています。
国道18号線や県道579号(上越大通り)、
県道63号(山麓線)と共に、上越の大動脈ですね。
少し話が逸れてしまいました、
お店の紹介へ戻りましょう。
さてさて、どんなお店なのでしょう…?
ということで、様子をば。
駅舎にカフェが入っています。
さっきの写真にもあるように、
カフェは駅舎の中。
直江津方面のホームに直結していて、
アクセスは抜群に良いです。
店内に入ってみましょう。
海を向いたカウンター席。
この角度からでも海が見えます。
ブルーポップな世界も広がっているのです。
三パシの世界観とも合うようです。
ちょっと伝わりにくいですが、ソファ席。
複数人でのご利用にぜひ。
窓も大きくて人気の席。
汐風が心地よいテラス席。
目の前の国道が134号線に見えてしまうくらい、
湘南の海辺に似た雰囲気です。
ぱんだしあくん(🐼) も小説を読みたいようです。
あ、でも海に向かって左へ目を配ると
名立方面からトキ鉄の列車がやってきましたよ。
なんかいろいろ置いちゃってますが…
トキ鉄のリゾート列車「雪月花」も
こんなに近くで見られます。
…とうように、おしゃれな海辺のカフェで
ありながら、トレインビューも楽しめるのです。
ゆっくり過ごしていると、
また急行列車がやってきました。
ここだけ見ると70年代へ戻ったかのようです。
懐かしいと感じる方もいるのでは。
お店の名物にも少し触れておきましょう。
R8に来たらカレーを食べるべし!!!
🍶🐣能鷹酒粕チキンカレー🍛🐓
酒粕に漬け込んでほろほろになった鶏肉と、
こだわりのスパイスが効いたカレーのコラボ。
彩り豊かで味わい深い一皿です。
スパイスは店主が調合にこだわっていて、その日ごとに少しずつ味を変えているのだとか。
マスター曰く「とびきり辛くするのも、香り重視にするのも自由自在なんだよ〜」だそうです。
かっこいい…!
ちなみに能鷹を醸造している田中酒造様は
谷浜駅の前にあります。ご近所さんですねえ。
チーズケーキ
こちらもお店の名物。
甘酸っぱいチーズケーキをいただきながら、
海辺でティータイム。優雅ですねえ…
作品の世界にも没入できちゃいそうです。
チョコレートケーキ
こちらもまた美味しいのです。
この時はご一緒したお姉さんにご協力いただいて、
このような素敵な瞬間を切り取れました。
改めてありがとうございました!!!
…おおっと、この駅の紹介だけで
結構ボリューミーになっちゃいました。
ブルーポップな世界とトキ鉄については、
またどこかのタイミングで語るとします。
そうそう、駅周辺には歴史を感じられる
構造物もあるんですよ。
それがこちら。
レンガ造りのアーチが残っているんです。
場所はフィッシャリーナの近く。
先述した桑取川の鉄橋付近をはじめ、
日本海ひすいラインの区間にはこういった
レンガ造りのアーチが点在しています。
ただし、その多くは国鉄時代のうちに
長大トンネルで山を穿つ現行線へ付け替えられていることから本来の役目を終えており、
北陸本線の旧線を転用した久比岐自転車歩行者道として残っていたり、自然へ還っていたり…
本線上に残っているのはここを含めて
それほど多くないはずです。
有識者の方、ご教授くださいませ。
そしてアーチをくぐると…
ひっそりとした浜辺に出ます。
黄昏れるにはうってつけの場所なんです…。
逆に糸魚川方面へ進むと…
上越の海辺を一望できます。
中央からやや左寄りに見える山は米山。
秋の撮影でしたが、珍しくよく見えた日でした。
ちなみに、北陸本線の旧線…こと
久比岐自転車歩行者道は、
この画像の左下の方へと分岐していきます。
ちょうど新線と旧線の分岐点なんですよね。
こうして色々書いてみると、有間川駅って
廃線ウォークにもピッタリじゃないですか。
またひとつ、新たな発見です。
…ますますボリューミーになってしまいました。
この駅だけでいくつか記事が書けそうです。
さてさて、次の駅へと参りましょう。
上越市内に位置する日本海ひすいラインの駅
としては、最後の駅になります。
名立駅
日本海ひすいライン
有間川駅を出て長い長いトンネルを抜けた先、
川の上にホームのある駅です。
プラットホームから海側を望む。
北陸自動車道の奥には、
日本海や道の駅「うみてらす名立」も見えます。
海鮮に温泉に…楽しめるスポットなのでぜひ!
この名立駅、北陸本線の輸送安定化のために
今の場所へ移動したものなんです。
移動したのは1969年のこと。
その少し前にあたる1968年には完成していた
ようで、階段付近にその年月が刻まれています。
下り線
この駅から東京方面へと直通する列車は
実際にあったのでしょうか…
この駅から汽車に乗って、
直江津や長岡で乗り継いだんですかね…?
当時の列車旅にも思いを馳せてみたいものです。
本線をくぐって上り線への通路
JR西日本の区間だったこともあって、
未だに西日本の色が濃い印象のこの路線。
書かれた地名からも感じられますね。
JR時代の名残はガッツリ残ってましたね…笑
有間川駅でだいぶボリューム多いですが、
こちらもこちらで良い駅なんです。
たとえば春先は…
駅の山側には桜。
急行列車の窓が春色に染まる瞬間です。
…ここまで色々書いてきましたが、
名立駅はあまり降りたことないんですよねえ…
なんなら谷浜駅も取り上げられていないので、
まだまだこれからも探究を続けていくのみです。
沿線グルメや見どころなど色々と
取り上げていかないとですね。
次の筒石駅からは糸魚川市に入ります。
そちらは別記事で起こすとしましょう。
さいごに
ここまで上越市内にある日本海ひすいラインの駅や沿線の名所をピックアップしてきましたが、
いかがでしょうか。
知らなかった場所や風景、逆に知っている風景
など様々あったのではないでしょうか。
まだまだ改善点だらけなのもそうですが、
行きたいスポットがまだまだ色々あるので、
ブログのネタを増やしながら上越の魅力を
これからも発信していきたいなーと思います!
さてさて次回は…
妙高はねうまライン編!!!
上越市内から様々ピックアップしていくので、
心待ちにしていただけたら幸いです。






































