~土井泰昭『麻雀実戦捨牌読み』からの学び~
<ターツ落としのない数牌切りのリーチは読めない>
ション牌の翻牌や安全牌が切られた後に出てきた数牌のマタギスジは危険である。
翻牌を絞ったり、安全牌を持つ余裕がない手牌だから、その数牌は手牌に関連があるからだ。
しかし、それもターツ落としのない捨牌ではあてはまらない。
リーチ宣言牌のマタギスジも警戒したいところではあるが、なによりターツ落としのない捨牌にはクッツキテンパイがあるからだ。
その場合、捨牌には何の脈絡もなく、いわゆるノーヒントリーチとなる。
したがって、ターツ落としのない数牌切りリーチは読めないというのが結論である。
<ターツ落としのあるリーチはウラスジとマタギスジ>
捨牌に1・3などのターツ落としがあるときは、基本的にクッツキテンパイはない。
すでに13とカンチャンができていて、あえてこれをはずして他にクッツキを求めることはないからだ。
(三色狙いなどの理由でわざとターツを落としてクッツキを待つ場合もあるので一概には言えないが・・・)
また、12などペンチャンはずしの場合は中張牌のクッツキに移行する場合もあるので、ここでは参考外とする。
つまり、クッツキがないかぎりはリーチまで残した数牌は手牌に関連があるということになる。
すなわち、読みのセオリーとして、リーチ宣言牌のマタギスジ、早い4・5・6切りのウラスジがもっとも警戒を要する待ちだというわけである。
また、468からの4切りリーチのように、リーチ宣言牌のスジも危険である。
<ターツ落としのある字牌切りリーチはウラスジ>
まず、字牌切りリーチにはクッツキはないと見ていいだろう。
さらに、字牌の前に出た数牌のマタギスジもないと見ていい。
そうなると、捨牌をヒントにして読めるのはウラスジしかなくなる。
(アタマがすでにあり、566という形から6の受け入れを拒否し、6を先切りして安全牌の字牌を持つ打ち手もいるので、これは一概には言えない)
早い4・5・6切りがあれば、そのウラスジが危険。
また、1(2)など最初に切られた数牌のスジ牌を持っていると見て、4(5)を軸とした待ちの25、36(36、47)が危険牌として考えられる。
このように、ノーヒントに近い字牌切りリーチは早く切られた数牌のスジをみるわけだが、スジに関係なく、まったくの孤立牌だったということもあり、信頼度は高くない。