驚きの囲碁の世界(玄玄碁経)-11 | 先祖を尋ねて

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姓氏のご紹介はほぼ終わったので、日常雑事、架空の物語、政治経済など気儘に書き込む。
参考資料、文献などは要所に集約して示す。

驚きの囲碁の世界(玄玄碁経)-11

  驚きの囲碁の世界の本日の内容は;
②潮源翻浪(潮の源流が波浪を起すの意) からスタート。


図2-1.潮源翻浪(黑の手番です)
 上下の黒の両方を 活きる問題です。
 

活き死には今、コロナウイルスで問題になっていますが、
生命体の場合は、人間の努力を神様が見越して共存です。
ウイルスも人間を絶滅させては寄生宿主が無くなると困る(笑)。

しかし、プロの囲碁の場合は共存にならない様にルールを
人間が作ってある
 (0.5目のコミで黒白どちらかが勝つ)。

図15.いろは歌(よ)

 烏鷺(囲碁)は余生の遊びだそうです。


図2-2.潮源翻浪(正解図)
 白⑭ツギ7、白⑯ツギ11、白(22)ツギ9、白(56)ツギ53.


最後は黒(57)で驚きの両ウッテガエです。(この意味は白が①を取っても
(57)を取ってもどちらかがウッテガエシになる形です)
これは驚くなかれ、黑が遠く①と③を仕掛けてあったからなのです。
長過ぎるけど、深謀遠慮の見本の様な定石です

これも試しに並べて見ると面白いよ。(続く)