タイトル:日本人のルーツ-その16
テーマ:神話(歴史)
区分:結-2(生活相手も住居も決める)
タイムマシンで過去の世界へ行くと沢山の利益がある。
21世紀までの知識があることや、過去の成功・失敗のサンプルがあることだ。
図132.アショク氏カラーイラスト
先日ご紹介した越智裕氏のカラーイラストである。
色を付けてもイラストでは、桑田佳祐似とは言えないが。
紀元前数千年~万年頃の服装が20世紀に残っていることに注目されたし。
図133.桑田佳祐2 WEB
以下全てWEB借用である。桑田佳祐氏に再登場願うのは気の毒だったか。
こちらは正真正銘の20世紀の教養が滲む顔であり、服装である。
図134.黑髪の原住民
アリッサ州の原住民は黑髪であり、子供達も日本人に似ている。
図135.生糸を足で引く娘
特に成人女性の生活習慣が、江戸時代から昭和前半の日本とそっくりだ。
ここでは足と手を使って生糸を引いているが、ワラの様な植物繊維を使い
縄をなう技術・技能などは日本人顔負けだろう。←Google リンク
日本はもう少し道具類を工夫し使いこなしていたが。(僕も出来たよ。)
図136.西洋人と東洋人の顔1
タイムマシンに日本女性は尻込みして、乗って行かなかった。僕の相手は
現地調達しか無い。インドの西洋人風貌の人種は西海岸にしか居ない。
アリッサ州は東海岸だ。場所も風貌も一目瞭然の違いがある。
図137.西洋人と東洋人の顔2
その違いの根本は顔も体格も、骨格の違いなので化粧で変えられるもので
はない。
図138.アスカ娘
僕が自信をもって選んだ小娘は10歳前後だったろう。幾ら仕込んでも美人
には育たないが、性格の良さと頭脳明晰さで選んだものだった。
上目使いで、白い目を光らせる様な性格では、素直に成長しないのだ。
図139.竹の建築
インドにもビルマと同様に縄、葦、竹などを組み合せた巧妙な技術は
既にあったので、若い娘には竹と縄の別の使い方を教えることになる。
図140.山小屋風の住居
こう云う小屋は容易に造れたが、洞窟の中や原っぱでは、敵対人間や猛獣
に襲われる心配がある。どうしても先日見たパオパブの大木の上に作りたい。
住宅の性能は、①外装 ②内装 ③利便性 ④快適性 ⑤耐久性などを住宅
メーカーは唱えているが、インドにおける僕の絶対条件は、⑤耐久性を更に
集約した安全性が必要なのだ。
力の強い像や野獣の襲撃に堪える住宅(小屋)を、通風の良い快適な物にするのは
無理難題だ。
図141.強い弓
先程の娘に弓を教えた。竹の利用だ。眼を輝かせて練習したが僕の目的?
には届かなかった。
図142.棒高跳び
次に竹を使って棒高跳びを教えた。やはり使い物になるには10年もかかる。
ただ、竹の弾力を使うと物が遠方まで、高い所まで跳ばせることを納得した様子だった。
やや話を飛ばすが、縄をパオパブの巨木の上に向かって飛ばし、その縄を使って僕が上に登る。
別の縄を同じ様に打上げさせ、解体した小屋の部材を一つずつ縛り付けて貰う。
僕が上から縄を引っ張り上げて、全ての部材を木の上に運ぶのだ。
来る日も来る日も根気よく繰り返す。僕に敬意を感じた素直な娘だからできる事だった。
最後には勿論、娘自身を縄に結ばせて無事引き上げた。
図143.パオパブの上に
そして集めた部材で巨木の左上に見える様に、立派な住宅が出来た(笑)。
この詳細は図140.に示した。日常は縄梯子で昇降する。
使わない時は、上に引き上げておくのだ。
これで24時間、安心して二人の生活が出来る。(続く)