朝ドラの連想: 才媛才女-5  | 先祖を尋ねて

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姓氏のご紹介はほぼ終わったので、日常雑事、架空の物語、政治経済など気儘に書き込む。
参考資料、文献などは要所に集約して示す。

朝ドラの連想: 才媛才女-5 
政治経済

戦後の女性は大変だった


 ここまで連想したら、「才媛才女」のタイトルも
色褪せてしまったが、最後に「高橋まつり」さんに
見せたい聴かせたい 朝ドラ「ベッピンさんNHK」がある。


11月12日の朝ドラで、貴重な食材「あずき」をお手玉に入れ、
数え歌を唄いながら、遊戯する場面が瞬時あった。

一番はじめは一の宮      図11お手玉.jpg    
 二は日光東照宮   
 三は讃岐の金比羅さん 
 四は信濃の善光寺
 以下略す』

光源氏がガキの頃、姉や亡母などが唄っていた想い出がある。

[ さっさと逃げる ] 光源氏の記憶内容:

ニチレツダンパン破裂して、日露戦となりにけり
さっさと逃げるはロシヤの兵、死ぬまで尽すは日本の兵
五万の兵と戦うて、六人残して皆殺し
七月十日の戦いに、哈爾浜(はるぴん)までも攻め入りて
クロパトキンの首を取り、東郷元帥万々歳
 』
------------  図22お手玉.jpg     

「ニチレツダンパン」の意味は解らないまま記憶していた(爆笑)

[ さっさと逃げるはロシアの兵 ]でググったら、次が見付った。
全国に色々なバリエーションが残っているに違いない。
可能な限り知りたい。


[ 一列談判 ]WEBの情報:

一列談判は1950年代頃までよく歌われていた東京の手まり歌

イチ、ニ、サ、シ…と各句の頭に数字を読み込んだ数え歌の形をとっている。
「一列」は意味不明だが、「一月」(日露開戦直前の1904年1月に最後の交渉
が決裂したことを指す)の転訛とも、「日列」(=日本対列強)の転訛とも、
交渉会場のテーブルが一列に並んでいるから、ともいう。

一列談判破裂して、日露戦争始まった    図33日露戦争.jpg
さっさと逃げるはロシヤの兵、死んでも尽すは日本の兵
五万の兵を引き連れて、六人残して皆殺し
七月十日の戦いに、哈爾浜(はるぴん)までも攻め破り
クロパトキンの首を取り、東郷元帥万々歳
 』

「高橋まつり」さんは広告会社・電通での過労原因で自殺した。
70年前の歴史を思い出すユトリがあれば、違った結果になったろう。

若くて貴重な人材を勿体ない、御気の毒と残念に思う、でも
日本人は労働を美化する国民だから、長時間労働は無くならないよ。(ノ_・。)

ご両親にお悔やみを申し上げ、ご冥福をお祈りします。(終り)

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