政治・経済
マイナス金利のタイミング
昨日の甘利経済再生相の嵌められ辞任を待っていたかの様に
日銀は「マイナス金利」の英断を発表した。
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図1．黒田日銀総裁
金融政策決定会議のポイント５件の内の一つである。
「マイナス金利」政策は日本では初めてだが、瀕死経済のヨーロッパでは、
既に欧州中央銀行ＥＣＢ等が導入済みだ。
何が何でもデフレを克服し、２％以上の成長率を達成しようと改めて
黒田は決意表明したと、僕は解釈した。ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
図２．マイナス金利のイメージ-１
これまで銀行が用心して企業に融資しなかった。
銀行が日銀に預けると逆に手数料を取られる様にした。
これをマイナス金利と呼んでいる。一般企業や庶民は大丈夫だよ。
図３．マイナス金利のイメージ-２
別の見方をすると、直接の影響は銀行が貸し出しに回る。
話が飛躍するが、円安に向かう(輸出が楽になる)。
間接的な影響は沢山あるが我々にメリット(＋)のある面と、
デメリット(－)の面が予想されるのは当然。
図４．マイナス金利のイメージ-３
話がくどくなるが、直接関係する日銀と民間銀行の関係を、
(これまで) (これから) (日銀が期待する効果)に分けて見る図だ。
風が拭いたら桶屋が儲かる例え話があるが、期待通りに
景気が上向いて庶民の懐も豊かになるか疑問は残る。即ち、僕の独断だが、
何もしないと物価高だけが残る危険性がある。
図５．銀行や証券会社の意見
ドル、ユーロ、国債、日経平均株価、などに影響は出る。
少し早すぎるが、影響は限定的で大きくない見方も出ている。
金融商品に関わらない人には、何も変わらない。
難しいく、面白い世の中になって来た(続く)
図６．おまけ：貴方次第(笑)
追記：
日経平均は一時17600円台まで急伸後、16700円台まで急落と値動きの荒い展開に。
大引けに再び買い直され、17500円を回復して取引を終えた。
この様に激しいので素人には危険な相場になっている。