荻原規子
講談社タイガ
2016年1月発行
お初の著者さんです。
文庫で手軽そうなので借りました。
カバー裏から引用すると・・
「あなたの本当の目的というのは、もう一度人間になること？」
大学生になる春、美綾（みあや）の家に迷い込んできたパピヨンが「わしは八百万の神だ」と名乗る。
はじめてのひとり暮らし、再会した旧友の過去の謎、事故死した同級生の幽霊騒動、ロッカーでの盗難事件。
波乱続きの新生活、美綾は「人間の感覚を勉強中」の超現実主義の神様と噛み合わない会話をしながら自立していく！
はい、主人公は大学生になったばかりの女性。
家族（父母と弟）は父の転属でロンドンに引っ越し。
大学は家から通うけれど、家では1人暮らし。
母にはロンドンに留学しろ、と言われるのですが・・
美綾の専攻は「国語国文科」。英語は途中で諦めました。
さて、慣れない大学生活と1人暮らし。
ひょんなことから出会ってしまった犬はパピヨン。
やたら人懐こくて・・美綾について来てしまって離れません。
飼い主を探しても見つからず、諦めてしばらく面倒を見ることにしたのですが。。
ある日、突然おしゃべりを始めて・・
実は「八百万の神」だと名乗るのでした。。
いやもう・・設定も相当飛んでますけど・・
神様の犬との生活、どうなるのか楽しみです。
（続編が2編は出てます。3冊で終わりかなあ・・）