中山七里

宝島社

2023年9月発行

 

ようやく読めました!

中山さんの岬洋介シリーズの最新刊。

 

前回はこちら

 

今回の主人公?はエドワード・オルソン

アメリカのピアニスト

ショパンコンクールで岬洋介と競り合った人物

6位でしたが入賞しています

 

有名になったエドワードの演奏会は

カーネギーホールを始めとし全25州で開催予定

でも・・演奏曲目がまだ決まっていない。

 

そんな中大統領選があり、予想外の共和党が勝利。

「アメリカ・ファースト」、厳格な移民政策、ヘイトスピーチ。

国内はますます分断されてきて・・

 

エドワードは・・

どうしても「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏したい、

と考えるようになります。

黒人音楽を愛し、ジャズも愛したガーシュインの曲

ですが、マネージャーはそれでは収益が出ないと反対

 

そこで・・岬洋介と共演することを提案

演奏予定をキャンセルして日本に行ったかと思えば

榊場と競演していた岬・・探し出して競演したい!

 

と、競演に向けて動き出すのですが・・

背景にあるのが・・大統領の暗殺計画。

「愛国者」というあだ名の暗殺者は何者なのか・・

 

 

さてさて・・やっぱり・・

こちらも文庫になったら購入かな。

そろそろ岬洋介の良い人ぶりというか出来過ぎなところが鼻につくような気も致しますが・・

それに次回はモスクワに行くそうなので、また競演するのか?

 

 

その前に「連続殺人鬼カエル男完結編」が出るそうです。

こちらも大好きなので文庫になったら即買いですね。。