標野凪

PHP文芸文庫

2023年12月発行

 

はい、お初の著者さんです。

ということは・・

 

え〜ん。読み始めてからシリーズの2冊目と気付きました。

その上、検索してみたけど・・1冊目は図書館にない!!

ちょっと酷いですよね。

よくよく落ち着いて見直したら1冊目、ありました!

予約しなくちゃ!

 

 

と言いつつ、多少の説明はありましたので・・

それなりに楽しく読めましたよ。

 

設定は・・

あの世とこの世のあいだにあるカフェ・ポンの店主・紅子

紅子に雇われているのが「伝言猫」たち。

主人公はそんな伝言猫の1人?である ふー太 です。

伝言猫というのはですね・・もう会えない人からの思いを伝えるのが役目

 

今回そんな伝言を届ける相手が5人も山荘に集まるということで。

ふー太は山荘に向かいます。。 が・・

大雪で山荘に閉じ込められる羽目になってしまい、ネットも繋がらず。

そして誰に誰からの伝言を伝えたら良いのかもわからなくなってしまうのです

 

そこを推理と想像力で補って・・どうにか役目を果たそうとするふー太。

たまたま立ち寄った幽霊?である男性が助手に立候補

クローズドサークルで殺人でも起きるのでは?と心配性のふー太

 

さてさて、殺人は起こるのか?

伝言は判明してきちんと伝えられるのか?

 

ミステリー風味あり、ふんわり優しくて

なかなかの味わいでした。

猫の視点も面白いです。

1冊目は読めないけど、続編はあるようなので読める日を楽しみに。

続編はまだ、でした。。