脳科学捜査官真田夏希 アナザーサイドストーリー | mimi 読書三昧

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鳴海響一

角川文庫

2023年8月発行

 

シリーズものです。18冊目。前回はこちら。

 

今回は題名の通り・・

夏希が主人公ではなく・・サイドストーリーですので・・

上杉輝久が中心。根岸分室の分室長(でも部下はいない)。

以前から登場してますが・・キャリアだったのに・・

上司に疎まれ(不正を暴こうとした)県警でも大人しくせず

根岸に分室を作って追い出された人物です。

 

織田が逮捕された前のお話の頃、同時進行で・・

上杉は北アルプスにて女性を探してました。

その女性は・・五条香里奈の妹、紗理奈。

(香里奈と織田と上杉の間のお話は別途)

 

紗理奈は歳の離れた妹で県警の鑑識課に勤めていました。

が、辞表を出して山に出かけて行方不明?

鑑識課ではいじめもあった模様です。

(独自の発想が素晴らしくて優秀だったのです)

 

上杉はどうにか紗理奈を探し出して・・

上部と調整し、根岸分室の部下として引き戻します。

その上、根岸分室を紗理奈の住居?として使わせてしまったり。

 

上杉は紗理奈を刑事として育て始めます。

手始めはホテルで起こった心中?とみられる事件。

その現場にいる時・・同じホテルの下の階でも死体が発見されて。

こちらは確実に殺人のようで・・

3人の間に関係はあるのか?

 

紗理奈は鋭い読みで調査すべき方向を示したり・・

上杉は1人でないし、模範?にならないと、という思いもあって

いつものような勝手で過激な動きはできないようですね。

さて、こちらは無事に解決。

 

その後・・夏希と警察犬のアリシア(もちろん小川も)と

みんなで会おうとなるのですが・・なんと!

夏希がまたしても?!略取・誘拐されてしまって・・

上杉と紗理奈はアリシアと共に後を追います。。

って・・こちらの話はおまけみたいで軽すぎでした。

 

上杉と紗理奈の今後が楽しみです。