一色さゆり
宝島社
2017年8月発行
前回読んだコンサバターシリーズが面白かったので・・
違うのも借りてみました。
この方「神の値段」で第14回のこのミス大賞を受賞されてるようです。
それが2016年ということは・・大賞受賞後、初の作品かな。
内容は・・題名の通り・・
人間国宝候補とされる京都・鞍馬の陶芸家・西村世外
その窯元で修行中の早瀬町子。
ある日、世外の作り上げた瑠璃色の光彩を放つ「曜変天目」を見せられ・・それについては口外を禁じられるのですが・・
その直後、世外は殺されてしまいます。
続いて別の殺人も起こってしまい・・
事件を追うのはもちろん警察と・・
町子+美大の先輩である馬酔木です。
馬酔木は保存科学の専門家。
美術品も見方が異なります。
京都ならでは・・のところもたくさんあって
一気読み。
お勧めです。