エドワード・D・ホック

木村二郎 訳

創元推理文庫

2000年5月初版

 

はい、これはまた相当古い本ですね。

でももっと古いかと思いましたが・・

2000年か・・

 

実は先日ちょっと帰省してたのですが・・

持参して行った本が足りなくなってしまい・・

実家にあったこちらを読みました。

再読なのかなあ・・

そもそも自分が買った本なのか、

弟が買った本なのか、覚えてません。

私ではないような・・

 

エドワード・D・ホックは好きな方です

怪盗ニックのシリーズとか・・

 

さて、こちらはシリーズ初期の12編が入ってます

追加でサムのシリーズではない「長い墜落」も。

時は1922年、医学校を卒業したばかりの青年

サム・ホーソーンは田舎町に診療所を構えました。

 

そこで出会った数々の事件

不可能犯罪!

彼が出会したいくつものミステリを

年取ってから語る、という形式です

 

橋の途中で消え失せた馬車

密室で殺されていた車掌

空中で締め殺されたスタントマン

その他、もろもろ

 

はい、どれも見事だと思います

最後の「長い墜落」も含めて・・

全て本格物。

読み応え、十分です。