コミュ障探偵の地味すぎる事件簿 | mimi 読書三昧

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似鳥鶏

角川文庫

2021年12月発行

 

似鳥鶏さんの前回はこちら

 

今回の文庫。読み始めてすぐに・・?

読んだことあるよなあ、と思って・・

最後の方を見たらちゃんと!

2019年の単行本「目を見て話せない」を加筆修正

改題の上文庫化したもの、とのことでした。

どおりで・・

 

はい、単行本の時に図書館で借りて読了済み、です。

久しぶりに読んでそれなりに面白かったけれど。

 

主人公は「藤村京」フジムラ・ミサト

千葉の大学に入ったばかりの1年生。

場面は自己紹介からで・・

コミュ障の主人公はパニック状態。

 

そんな彼ですが・・推理力はなかなかのもので・・

置き忘れられていた高級な傘。

誰が忘れていったのか推理して・・

しかも今の居場所まで探して届けると言う技!

 

届けた先で出会った加越さん。

彼女も一風変わってるのですが・・🆔を交換する羽目になり。

ようやく友達というか知り合いというか1人ゲット?

 

その後も小学校で5&6年の時だけ同じクラスだった里中くん

誰にでも話しかけてめちゃくちゃ交流範囲が広い彼も同じ大学で

当然の如く気軽に友達?

そのおかげで知り合いはどんどん増えていきます。

 

そしてミサトのことを「名探偵」として認識していて・・

何かというと事件解決をさせようと・・

 

最初の傘の件も含めてお話は5つ。

それぞれに問題をはらみ・・

最後の方に行くほど重大事件に。

そして途中でミサトがコミュ障になった事件も語られるのでした。

 

シリーズになったりしないのかなあ・・

青春ミステリ、という感じです。

市立高校シリーズも続きが読みたいなあ。

もちろん動物園シリーズもね。