お父さん🍀
ありがとう！
お通夜と告別式が終わり
ホット一息した
夜でした。
辛気臭いのが嫌い！
といつも言っているのが
うちの母。
谷井家はちょっと
変わってる人が多いと
再認識した２日間でも
ありました。
感覚が変わってるのかな。。。
ふとしたことで
歓喜や笑いに包まれていました。
実家で眠っている
父の納棺の日。
浴衣姿から
いつもの服にお着替えでした。
足先から靴下を履き
スラックスを履き
セーターを着ていく
手品のパフォーマンスを
見ているような
キレイで美しい
手つきで
一つ一つの
指先の動きが
しなやか。
身内の納棺は
いくつか見てきたのですが
今回のは
素晴らしすぎて心に刻まれました。
父のお着替えが終わり
お顔もキレイに整って
納棺に入る時
掃き出しの扉を開けました。
その時、
スゥーッと一直線に光が入り
父の体全体を包んだのです。
わぁ〜っ
と親戚一同からの
歓声が上がりました。
後光がさした！
納棺師の方も思わず
「お写真撮りますか？」
と言ってしまったほどです。
なので。。。
お写真たくさん撮りました
その時には
寂しさとか
悲しさとか
全くなく
この人はやっぱり
すごいわ！
ありがとう!
それしか
思いつかないほどの光。
ホントにホントに
美しかった!!!
納棺が終わるまで
ずっと光に照らされていました。
光を見届けて
蓋を閉じ
お通夜の会場へと
移動したのでした。
会場の祭壇が
キレイな会場を
見ると写真が大きく飾ってあり
込み上げるものがあります。
娘たちはじぃじのお顔を何度も何度も見に行って
話しかけていました。
家族葬ですることにして
連絡もあまりしていないのにも
関わらずたくさんの方に
来ていただき
父も喜んでいたと思います。
告別式当日の朝も
温かくお天気がいい。
創価学会のうちは
お坊さんが来るわけではなく
友人同士のもと
お題目を唱えていきます。
家族みんな
親戚みんな
お友達のお経の声が
会場に響いていきます。
いろんなことを
思い出しては
題目に集中し
最後まで読み終える。
泣くけど
楽しい話を
来てくれた方とする。
父の思い出話を
年の離れた
従姉妹がしてくれました。
お父さんがワニを飼っていた頃
エサをいとこに買いに行かせていたこと。
父と母の出会いの日
緊張するから
一人で行けない父は
従姉妹も同席させ
3人でビアガーデンに行ったこと。
シャイで口数が少ない
父だった。
でも、
お酒の場は大好きで
小学生の頃から
家族でバーやカラオケに
よく行きました。
いつも大笑いで
賑やかな家族の
告別式。
最後、父の周りに
お花を飾りにみんなで
かけよる。
悲しさに、
寂しさに包まれる。
そう、思った瞬間
さみしそうに父の弟が
つぶやいた一言が。。。
「髪の毛も燃やすのもったいないな。。。」
そんなん言ったら
言いたくなるやん。。。
「それちょっと植えといたろか？」
かぶせて家族が
「DNA一緒やで生えるかも！！」
そして、おじさんが
「そやな！！」
。。。。
なんの話や〜〜！
おじさん、ちょっと目を見てみるって
目を開けてみたりするし。。。
涙もひっこむ
会場の方が
「蓋を閉めるので触れるのは
これで最後になります。」
そう言われました。
その一言で
みんな触りまくる。
その触り方が
優しく触れるというより
ここぞとばかりに
触りすぎ
「最後やでな」
」愛なんだけど。。。
ちょっとやりすぎ感に
笑ってしまう。
旦那さん
「爆笑ぐらいに笑ってる一族怖いわ。。。」
といっていました。
童心の心で行動でずっといた父と
辛気臭いのがキライな母の
お別れにふさわしいと思えるほどの
賑やかさで告別式会場からも
お見送りできました。
永眠した日は2重の虹が空にかかり
火葬が終わるとまた虹が空を渡る。
キレイな空もそこにある
ホントに父は
ロマンチストやな♥
泣くことはいつでもできる!
笑いの種を蒔いて
捉え方を変えると
どんなことでも
感謝と笑顔でいられる。
そんなことを
教えてもらいました
お通夜に告別式
火葬も滞りなく終わりました。
泣いても
また笑ってる家族を作った
お父さん✨
形は違うけど
おかえりなさい
これからも
よろしくお願いします
今日もみなさんが
たくさんの笑顔に
出会えますように✨
三重県四日市市
ライフクラフトセラピスト 石川香