かな～り間が空いてしまった
ワーク最終日は、朝から少し違った空気でした。
エレンのダンスワークも、これが最後。
静かな優しい音楽で、参加者の感情を緩やかに沈めていきます。
ふわぁ～と幸せな感覚に包まれます
エレンのワークでは、この最終日がやっぱり一番感動するし、なんとも言えない幸福感と大きな感謝の気持ちが沸きあがります
幸せやなぁ～
と、へらへらしながら最後のダンスワークに参加していたのですが・・・
ふいに、エレンが目の前に来て目があいました。
｢トモコ～｣と言いながら、すべてを包みこんでくれる大きな笑顔でハグをしてくれました。
一瞬にして、涙が溢れてきて号泣
そんな私に
your beautiful
your healer
と、繰り返すエレン。
(あ・・・今思い出しても泣ける)
ふと周りを見ると、涙を流している参加者がたくさんいました。
そして、気がつけば側でニコニコと笑って立っていたしんちゃん
そんなしんちゃんも、最後には泣いていましたけどね……
楽しくて幸せなんだけど
でも、寂しくて悲しくて
感動の涙なのか
嬉しい涙なのか
悲しい涙なのか
なにがなんだかわからなくなってたけど
最後には、やっぱり楽しくて幸せな気持ちが残りました
一旦ワークが終わり解散。
夜にセレモニーがあり、みんなバリの正装をして集まりました。
日本人は、何とな～くバリ風に(笑)
バンガロー内でセレモニーをした後はレストランで食事、その後はまたワーク会場に場所を移して、踊ったり、歌ったり、楽しい時間を過ごしました。
本当に楽しくて、永遠にこの時間が続けばいいな・・・と思いました(〃∇〃)
しかーし！
みんなが楽しんでいるその時・・・
しんちゃんは、｢大丈夫？！｣というくらい落ち込んでいました。
誰よりも日本人チームと仲良しだったしんちゃん。
｢みんなとお別れするのがさびしい｣
｢日本人は、帰ったらすぐに忘れる｣
｢バリ人は忘れないけど、日本人はすぐに忘れる｣
そんなことないよ！
忘れへんで！！
そう励ましても、
｢ううん、今までもみんな忘れない言うけど忘れた……｣
何回も何回もこの繰り返しで、いい加減イラッときた私
バリ人は今を生きてるんやろ？！
なんでそんな先の心配ばっかりするん？
あんたバリ人ちゃうんか！
この日のワークで、エレンが言ってたんですよ。
バリ人は未来にも過去にも生きない
今を生きている
これに感動した私だったので、ウジウジ言っているしんちゃんにイラッときたんですよ（笑）
きっと、この時しんちゃんは私が何を言っているのかあまりわかっていなかったと思います。
そこまで日本語を理解出来ていなかったしね。
ただ、なんか怒られたぞ・・・的な感じだったでしょうね。
バリ人やけど～と言っていました（笑）
この頃から、どこかツッコミどころのある、面白いしんちゃんでしたね(´∀｀)
お開きの時間を過ぎても帰りたくなくてね、ウダウダと残っていました。
みんなと過ごす最後の夜が、本当に楽しすぎて、愛しすぎました。
最後の最後、バンガローの入口で私とあと４人くらいの日本人と、しんちゃん含めたインドネシア人数人とで、最後のお別れ。
この時、ふいに｢あ、私またここに帰ってくるな｣と思いました。
なんの根拠も予定もないけど、そう思ったんです。
またここに帰ってくる
そう思えたので、寂しさが少し消え、楽しみに変わりました
そうして、長い長い１日が終わりました。
