アトピー性皮膚炎で血だらけになって苦しんでいる我が子が不憫で、クスリ(ステロイド)を使えば症状が軽減することは分かっているお母さん。

そのクスリはアトピーを治すことはありません。

症状を抑えるだけの対症療法というやつです。

 

では、真にアトピー性皮膚炎を治す方法について、いくつかアイディアをまとめてみました。

 

まずは、「エドガーケイシー療法のすべて」から↓

この本の裏表紙に、

 

皮膚疾患の治療で重要なのは、腸をキレイにすることと毒素排泄!

とあります。

 

「エドガーケイシーの勧めた治療法はいろいろなものがありますが、何といっても食事療法がベースです。これをゆるがせにすると、ほかの治療の効果がでません。」

 

ここらへんは、医学の父、ヒポクラテスの

「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」

に通じるものがあります。


ケイリーリーディングで、2つのことがしょっちゅう出てきます。

 その1 豚肉をさける

 その2 揚げ物はダメ

吉野敏明医師は、日本人に「植物油はダメ」と力説してますから、「揚げ物はダメ」に通じるものを感じます。↓

 

豚肉の方は、宗教でダメとされているのが多いですね。おそらくは、何かよろしくない不都合な真実がかくされていると推察します。↓

が、この本の中で著者の光田秀さんは、豚肉の脂がダメなのだろうと言っています。この本のp30あたりに、

「私ははほとんどラーメン屋にはいきませんが、豚の脂をここぞとばかりかけるラーメン店があります。私からすると病気まっしぐらの食べ物です。」

と書いています。

 

次に、ケイシーは、次のようなことを伝えています。

この本のp32。

その3 新鮮な野菜をたくさん食べる

地上で育つ野菜(ニンジンはこちらに含める)、地下で育つ野菜を2:1か、3:1の割合で食べる。その際、地上で育つ野菜はできるだけ生で、地下で育つ野菜は温野菜にして食べる。そして、ゼラチン。ときどきゼラチンをとるとビタミンの吸収率が7倍になるとケイシーが伝えているので、ゼラチンを推奨。ただ、ゼラチン様のものとか寒天は違いますよ(p36)

という話。

私は、「野菜の50℃洗い」を実践していて、農薬が落ちやすくなる。

野菜が元氣になる。植物の中の酵素が活性化して栄養価が高まる。

そして、何より美味しくなる。ということで、50℃洗いをお勧めします。

ただし、↓に書いてあるのとは違って、かなり適当なやり方です。

 

さて、ケイシーは重要なことを伝えてくれました。

 

皮膚疾患のある人はナス科の野菜はNG

 

これです。ナス科の野菜ってかなり多いんです。

私が、グルテンフリーをめざして、小麦断ちを実験し始めたとき、パンだけでなく、ラーメン、うどん、パスタ、たこ焼きなどが食べられなくなって驚いたことに似ています。

ナス科の食べ物

トマト、ジャガイモ、パプリカ、ピーマン、唐辛子、コショウ

 

でもまあ、小麦断ちよりかはハードルが低い感じではあります。

これらナス科の食べ物は、皮膚の弱い人には毒性が効いてしまうとのことです。

p34に、長年、目のところにだけ湿疹ができる60代の美人のおばさまのエピソードが面白いですね。

そのおばさまはケイシー療法を知っていたはずなんですが、あるときその方から、「私は健康のために毎朝トマトジュースを2杯飲んでいる」と聞いてびっくりしました。私は思わず、「マジすか。湿疹が出ているのにトマトジュース飲んだらだめでしょう」と言ってしまいました。その人はびっくりして「えっ、そうだったんですか」と、そうなんです。健康に良いと思ってトマトジュースを飲んでいる方がけっこうおられますが、皮膚疾患のある人の場合、トマトジュースはだめなんです。彼女はトマトジュースをやめて1か月後くらいには湿疹がきれいに治ったそうです。

 

この本は光田秀さんの講演会を文字起こしした形で出版されたものなので、質問コーナーがあって、そちらの中で次のようにお答えしています。

質問者:お肉なんですが、私はお肉は鳥肉だけ食べているのですが。

 

光田さん:グッドです。・・・鳥肉の脂は大丈夫です。ですから鳥肉は、皮ごと食べても大丈夫です。揚げ物にしない限り大丈夫です。・・・鳥肉以上にシーフードは基本的に非常に勧められています。魚類はとてもよいのですが、皮膚疾患のある人が食べられないシーフードが4つほどあります。できるだけ避けたいのがエビとカニです。タコとイカはほどほど食べてもよいですが、食べすぎるとよろしくないようです。

 

 すると、私は野菜炒めが大好きなのですが、食用油を使わず、鳥肉の脂だけで炒めるとよろしいのかと、そう解釈しました。

 そして、実際にそうしています。親鳥を入れた野菜炒めはそれこそフライパンいっぱいに作ったものでもぺろりと平らげてしまうくらい美味しい。鳥肉自体はいらないんです。鳥の脂と、塩(自然塩)が炒めた野菜にからんで大変美味しい。そう思います。!(^^)!

 

次に、毒素排泄についてお話されています。

 

毒素排泄の基本はひまし油パックと腸内洗浄。

ということです、

ひまし油パックは、セットが売られています。

↓こちらは光田秀さんの妹さんが経営する専門ショップ。安心して手に入れることができますし、相談にものってくれるようですね。

 

ひまし油パックは、「週3回やって4回休む」を2セットか、3セットやるような感じで、すすめますが、「ひまし油パック」よりも、「腸内洗浄」の方が気軽に行えることを申し添えておきます。ただし、こちらの専門ショップでも洗腸のセットは購入できません。

昔は洗腸のセットを販売していたのですが、コーヒー洗腸がインチキであるとされて、業者が摘発され、こちらの専門ショップでも自主規制するようになってしまいました。

いいものが、潰される例です。

今は「糀」が攻撃されていますが、昔、政木和三博士が発明した「神経波磁力線発生器」が攻撃されて、販売中止に追いやられました。薬事法にひっかかったのです。でも、この装置は心ある社長さんが復活させてレンタルもできるようですので、興味ある方は調べてみてください。↓

 

さて、ケイシーはコーヒー洗腸は指示していませんが、重曹と塩の混合物を40℃ぐらいのお湯に入れて溶かしてこれを使うように指示しています。

そして、腸内洗浄のためのグッズは、さがせば手に入りますね。

また、病院でもしてくれるところはあるようですね。ただし自由診療1回1万円だって。海外の方が盛んと出てました。

 

コチラ↓の中で、私の体験も含めて紹介した「腸内洗浄」

私のやり方は光田秀さんのやり方とは違って、もっと楽ちんなやり方をしてますので、興味のある方はご覧になってください。
 
光田秀さんの体験談がとっても面白いのでそこの部分を再掲します。

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光田秀氏御自身の体験談を次のように語ります。

 

私は学生時代、激しい片頭痛持ちでしたが、腸内洗浄だけで治りました。ですから、腸内洗浄が非常に効くというのはよく知っています。

 腸内洗浄は医療機関でも受けることもできますが、キットを購入すれば家庭でも実行可能です。私は自宅で行っております。

 

YouTube動画では、こちらがおすすめです。

こちらの方では、対談形式で、光田秀氏がその腸内洗浄のお話しをされています。

 

私は腸内洗浄で、すごい・・助けられましたから!

 

まあ、本人の感想ということで、語っておられるのですが、片頭痛の苦しみと、それが、治っちゃったというその対比が鮮やかで、この話、実に面白い。

25分14秒からです。

 

頭が痛い、すごい痛いから原因は頭にあると思うじゃないですか。でも、ケイシーは症状が頭に出ているんであって、原因は頭じゃない。原因は大腸。大腸にう〇〇の毒がたまっているっていう。何が〇ん〇の毒になるかというと、揚げ物だという。私はこのように華奢ですから、お母さんが、揚げ物を週に4回も5回も食べさせたんです。それが、腸内洗浄で、一発ですよ。

 

ね、面白そうな話でしょ。この動画39分11秒もあるのですが、お宝動画ですね。私にとって。光田秀氏が終始にこやかにお話しされているのが印象的です。

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皮膚疾患についての、ケイシーの主張がp58にでています。
 
ほとんどの皮膚疾患は腸の問題
腸壁が薄くなっている。とりわけ十二指腸の腸壁が薄くなっていることが多い。そのため、腸壁を熱くすることを治療の第一目標にします。
腸壁が薄くなるとどうなるかというと、食べたものに含まれている毒素、とりわけナス科の毒素が腸壁を通過し、それが血液、リンパに入ってしまいます。
体内に蓄積された毒素はどこからか排出されなければならない。
皮膚が弱い人の場合には、皮膚から出て・・・・肺が弱ければ、ぜんそくになる。そのように弱いところを狙って毒素が出ますから、出方によって湿疹にもなるし、アトピーになる人もいる。
 
治療法は、体内毒素になりやすい成分を含む食べ物を極力排除する。
皮膚疾患の場合は、揚げ物、豚肉、砂糖類はもちろんのこと、コショウやナス科の野菜も外す。
その一方で血液を早く浄化するために、新鮮な葉物野菜をたくさん食べる。
特に、レタス、セロリ、クレソン、ニンジンなど。
 
そして、腸壁を保護するためのハーブティーを飲む。ハーブの中で一番重要なのはニレ茶です。
それ以外に腸壁を薄くしている原因が背骨のゆがみにある場合があります。その場合には、背骨のゆがみを矯正します。
 
それから、意外に多いのが感情のトラブルです。何かに対して腹が立っているとか、不安を抱えているとか、あるいはイライラしているとか、そういう状態が続いているとなかなか皮膚が治らない。
感情の状態は、我々の消化器系にてきめんに響きます。
 
これらをちゃんと励行すると、早ければ2か月くらいで、通常は3か月後ぐらいには効果がでます。ただしほとんどの場合、1か月半から2か月くらいのところで「フレア現象」を通過します。
 
フレア現象 = 好転反応みたいなもの 
 
フレア現象があらわれたときに、慌ててやめる人と、貫徹する人に分かれます。
治る時は、8割くらいの人にこのフレア現象が出ますから、これは起こるべくして起きたと思うようにする。心配であれば西洋医学的な治療を併用しつつも、そのままケイシー療法をしっかり続けていくと治る場合がほとんどです。
 
たいてい1,2週間でフレア現象は消えます。フレア現象が出たときに慌てない。
そのままあと1か月、頑張ってやると成果が出る。
実例を見てみましょう。
 
ということで、実例の紹介があります。
 
寝ている間に背中や足をかきむしるために、息子さんの下着やシーツは血だらけで、血だらけの下着やシーツを洗うのが日課だったという古来ひどかったそうです。お子さんは痛すぎてお風呂に入ることもできない。シャワーのお湯をやさしくかけてもとても痛がったそうです。本当に大変だったそうです。
その方がインターネットでアトピー性皮膚炎の治療法を探しているときに、アトピーにはケイシー療法がよいらしいという情報を見つけたのだそうですそしてわざわざアメリカから日本のテンプルビューティフルに電話をかけて、ケイシー療法によるアトピーの治療について問い合わせたのだそうです。
電話に出た店長である私の妹から、食事療法から毒素排泄法まで、具体的な方法を事細かにアドバイスを受けたそうです。そして、そのお母さまはアドバイスされたこと忠実に実行されたそうです。
 
ケイシー療法を実行し始めて、1週間ぐらいには、これで治るという手ごたえがあったそうです。そのまま2か月くらいケイシー療法を忠実に実行しているうちに、みるみる肌がきれいになったそうです。
 
これらの実例は、エドガーケイシーの診断が正確であるということ、またそれらに対する治療法が適切であるということの明らかな証拠です。
 
我々はこういう証拠を日々得ています。乾癬(西洋医学では治療不可能とされている皮膚疾患のひとつ)に関して米国エドガーケイシー財団の統計では95%以上の人が治癒しています。
 
いまだに皮膚科のほとんどのドクターが乾癬と食事は関係ないと断言されるそうです。
 
↑の本でもケイシー療法に通じることがでてきています。
悪い油をやめて、いい油をとる
アトピーの人にとって、油はとても重要です。
アレルギーはマスト細胞がヒスタミンを過剰に放出することで起こることはお話した通りです。ヒスタミンが放出されるのも細胞膜。悪い油をとっているれば症状は悪化し、質のいい油をとっていれば症状が軽減されます。
なるべくとらない方がいい油は、マーガリンやケーキやクッキー、スナック菓子やパンなどに含まれているショートニング、マヨネーズ、揚げ物の脂などえす。これらには、体に悪影響を及ぼすトランス脂肪酸が含まれています。
これに対して、摂取した方がいい油は、フィッシュオイル(魚油)。オメガ3系と呼ばれる不飽和脂肪酸です。
アトピーの人にはフィッシュオイルは必須ですが、青魚は高ヒスタミン食品なので、食べる際には注意が必要です。
 
また、ケイシー療法にはでてきていませんが、小麦断ち(グルテンフリー)、牛乳断ち(カゼインフリー)のことが、p76に出ています。この2つのフリーを私自身が実験していて、花粉症の症状が知らないうちになくなってしまいました。
 
グルテンに加えて避けてほしいのがカゼインです。
乳製品は高ヒスタミン食品でもあります。
カゼインもグルテンと同様に腸の粘膜を荒らし、腸内環境を悪化させます。
とくにヒスタミンタイプの人がカゼインをとると、アトピー性皮膚炎だけでなく、花粉症やめまいなどを引き起こす可能性があります。
お腹にいいからと、毎日せっせとヨーグルトを食べるのは逆効果。また、小学生のお子さんの多くが、給食で毎日牛乳を飲んでいるのも問題です。できれば、学校に相談して牛乳は避けていただきたいのですが、少なくとも家庭では乳製品を避けるようにしてみてください。
 
クリニックでのアトピーの患者さんにグルテンフリー・カゼインフリーをお願いすると少なくともかゆみは半減します。
まずは3週間やめてみることをおすすめします。
やめてみると、体調がよくなることがわかるはずです。もともと小麦や乳製品にアレルギーがある方はさておき、多くの人は、自分が小麦や乳製品に弱いとは知らずに食べ続けています。
3週間抜いて体調がよくなって初めて、不快症状があったときとの体調の違いに気づき、自分が小麦や乳製品に弱かったのだと気づくのです。
 
「人は食べたものでできている」
という感覚を、まだ多くの人がもっていません。とくに小麦に関して、突然すべての小麦をやめるのは無理、という人もいるでしょう。まずは「わかりやすい大きな小麦」からやめてみましょう。
パン、ラーメン、うどん、そば(十割そばはOK)、ケーキ、クッキーなどからやめるのです。
「グルテンの総量」
で考えるようにしてください。
総量が減れば確実にかゆみは減るでしょう。
 
ケイシー療法で伝えていたこと。トマトなどのナス科の食べ物と皮膚疾患の関係についても出ていました。
トマトでかゆくなる人はとても多いのです。
 
ケイシー療法で伝えていたこと。ほとんどの皮膚疾患は腸の問題についてもしっかり出ています。
アトピーは皮膚の病気ではない。
腸の状態が悪いと、結果としてマスト細胞を刺激し、ヒスタミンが放出され、アレルギー症状が出やすい。
おおもとの火事の原因・腸から治す。
 
最後に、こちらの本では、ステロイドの使い方についてのアドバイスがあります。
p155からのステロイドは「正しく使えば」怖くない というところです。
併用しながらも、食事を中心とした改善方法をこの本を伝えていると、そう思いました。