アメリカにおいて、大変なニュースになっているこちらのインタビュー。

その動画が、日本語字幕でXにポストされていました。↓

 

①22分19秒

プーチン大統領が、中世からソ連崩壊までのロシアと中欧の長い歴史と、ウクライナという新国家ができた経緯を語る 

タッカー・カールソンは、それとウクライナ侵攻には関係があるのかと何回か尋ねる

 

②30分11秒

プーチン大統領:ソ連豪快からウクライナ侵攻に至るまで

・NATO不拡大の約束の保護、拡大の5回の波を我慢

・CIAが反ロシア勢力支援、プーチン政権転覆試行。

・ロシアのNATO加盟やミサイル防衛システムへの参加提案→米大統領は前向き、米官僚が拒絶

・ 2008年ウクライナNATO加盟構想、2013年~14年ウクライナクーデター、ミンスク合意不履行

 

③10分07秒

プーチン大統領:ウクライナ侵攻の目的とその達成状況、停戦・終結の見込み

非ナチ化とは何なのか? 可能なのか?

 

④12分16秒

プーチン大統領:アメリカ政府もドイツ政府も、自国民の利益のために動いていない

ノルドストリームを爆破する動機と能力を持つのは誰なのか?

 

⑤5分37秒

プーチン大統領:世界の多極化とドルの特別な地位

 

⑥2分26秒

タッカーカールソン:BRICSに覇権が移行するとして、米国による支配が中国による支配に変わるだけではないか?

 

⑦10分19秒

タッカーカールソン:米国大統領がバイデンから別の人物に変わったら、ロシアにとっての状況は変わるか?

プーチン大統領:エリート達の考え方・支配欲が変わらない限り、変わらない。世界は変化している。彼らは客観的になる必要がある。

 

⑧6分54秒

プーチン大統領によるウクライナ、ゼレンスキーの評価

「彼の父は第二次世界大戦中、ファシスト、ナチスと戦った」

 

⑨7分09秒

プーチン大統領:東方正教会、ロシアの価値観、家族主義、西洋文明との違い、愛国心の強さ

 

⑩2分33秒

AI、遺伝子工学、トランスヒューマニズムなどについてのプーチン大統領の考え

 

⑪7分04秒

ロシアでスパイ現行犯逮捕されたウォールストリートジャーナルの記者の恩赦を求めるタッカーカールソンに対して、元KGBのプーチン大統領がスパイの世界のルールを粛々と説明

 

⑫9分05秒

プーチン大統領:我々は交渉による解決を求めているし、1991年、2008年、2014年以来それをもとめてきた。

 

それを潰してきたのは、西側。彼らのミスをなぜ我々が訂正しなければいけないのか?

 

長い期間がかかるが、ウクライナとロシアの関係は再構築されるだろう。 

 

 

2時間6分の動画を一気に見ました。

 

ロシアとウクライナが戦争に至ったその道筋が、プーチン大統領によって語られます。

 

ロシアは、平和への対話を求めているが、西側は耳を貸すことがありません。

ロシアを分断することを画策するのです。

何度も、何度も、平和的に解決するよう働きかけるロシア。

圧力、圧力、圧力 でもって世界を意のままに動かそうとするエリートたち。

 

非常によく分かる、話でありました。

と、同時に、

プーチンの頭脳が、とてつもなく優秀であることに驚きました。

 

また、プーチンの話に、

バランス感覚、ルールに法って、法と秩序。ロシアに対する愛情。

そういったことを感じました。

 

このインタビューの最後。

プーチンが語るウクライナ兵士の話に、感動しました。

 

時間がかかるだろうが、ウクライナとの関係は回復する。

 

非常に珍しい例を挙げよう。

戦場での戦闘遭遇がある、具体例を挙げよう。

 

ウクライナの兵士が包囲された。

これは実際の例です。

 

ロシアの兵士たちはウクライナの兵士たちに、

「もうチャンスはない。降伏しろ。出てくれば助かる」

と叫んでいました。

 

突然、ウクライナの兵士たちが、

そこからロシア語で、完璧なロシア語で、

「ロシア人は降伏しない」

と叫び、全員が死んだ。

 

彼らは、今でもロシア人だと思っている。

 

起こっていることは、ある程度内戦の要素もある。

西側諸国の誰もが、

ロシア国民は永遠に敵対行為によって分断されたと思っている。

 

net 

再統一されるだろう。

団結は、まだそこにある。

 

なぜ、ウクライナ当局は、ウクライナ正教会を解体しようとしているのか?

ウクライナ正教会は、「領土」だけでなく、

私たちの「魂」をも一つにするからです。

 

誰も魂を切り離すことはできない。

 

 

 

全米の、多くの人々がタッカー・カールソンのインタビュー動画を見たことでしょう。

プーチン大統領の話を聞いたことでしょう。

それは、大きな大きなデクラス(情報公開)です。

 

きょう、テレビで「バイデン大統領言い間違い連発」に、懸念の声 と報道されていました。

NHKの放送です。

 

プーチン大統領とバイデン大統領

その両者の違いが鮮明に浮き彫りされる一日となりました。

 

 

↑過去のプーチン大統領の記事 8件ありました。

2022年4月9日で、マスコミの報道とは真逆の真実が隠されている。

ロシアのウクライナ侵攻でプーチン大統領が世界的に批判を・・・

という記事が最初でした。今、こうしてプーチン大統領の2時間に及ぶ話を聞いて、頭では分かっていたことが、心に、腑に落ちるというような感じとなりましたね。プーチン大統領は、「エリートたち」と表現していました。世界を牛耳っていた、世界を圧力でもって支配していた「エリートたち」の正体に世界が気付き、世界が今、変わろうとしています。