5つ星のうち5.0 ミラノより愛をこめて!祖国に対する警笛の書
2022年3月29日に日本でレビュー済み
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著者のことは全く知りませんでしたが、タイトルが気になっていたので事前に予約しておいたら、発売予定日前に届いたので早速に読みました。
 著者はイタリアのミラノにある分子腫瘍学研究所に所属する分子生物学者であり免疫学者。コロナワクチンの危険性については早い段階で予見できたので、少しだけ注意喚起するために2021年6月にブログを始めたそうです。日本の政府、医療関係者は適正な対応をとるだろうと楽観視していたので、著者はそのブログを長く続けるつもりはなかったそうです。しかしながら実際には著者の予想に反してとんでもない方向に進んでいるため、安易なコロナワクチン接種に警笛を鳴らすために、現在もブログを継続し、今回の本の出版に至ったそうです。
 この本は主としてそのブログに掲載されたものから重要ポイントを抜粋したもので、信頼性の高いマサーチュセッツ工科大学(MIT)の総説論文を多く引用しています。
「総説論文」は査読を通った論文ではありません。しかし、コロナワクチンの危険性やネガティブな側面を訴える論文は非常に重要な良い論文でも、権威ある学術雑誌では査読を通らなかったり、未査読のまま放置されているものが多くあるそうです。仲間内で査読された論文の審査が必ずしも公平、公正に扱われているとは言えないのが現状です。
 私が好きな映画「アンタッチャブル」でアル・カポネ(ロバート・デニーロ)の悪事を暴くために任命された財務省特別捜査官エリオット(ケビン・コスナー)が、定年間近の老パトロール官マローン(ショーン・コネリー)に対し「協力してくれる仲間を集めたい」と相談しました。マローンは「腐ったリンゴを掴まされたくなかったら、木箱からリンゴを選ぶのではなく木からもぎ取れ!」といって、警察学校の生徒である射撃の名手ジョージ・ストーンを仲間に得ました。それと同じだと思います。

この本は私がこれまで読んだ30冊程の新型コロナウイルス、コロナワクチン、免疫

機能関係の本の中でもベスト3に読むこと推奨したい本です。正にこの本は著者が祖国の日本を救うために出版された、真に愛情のこもった贈り物といえます。
 一部にかなり専門的な説明もあり、文科系の私には理解できない部分もありましたが、多くの説明は一般人でも理解できる内容だと思います。医療関係者は勿論のこと、一般の人にも是非、読んでいただきたいと思います。
内容を要約すると以下の通りだと思うのですが、間違っているといけないので、興味のある方は念のため著書で確認して下さい。
1. 今回のワクチンは現在まだ研究途上の実験段階の遺伝子ワクチンであり、遺伝子が細胞内でどれだけの期間残るのかわかっていない。例えば、当初はないとされていたm-RNAからDNAの逆転写の発生も最近の研究で発生しているのがわかってきています。
2. 遺伝子ワクチンは、接種した人の細胞内でウイルスの遺伝子を発現させてスパイクタンパク質を製造する。そのスパイクタンパク質を非自己と認識した免疫系は、スパイクタンパク質だけでなくスパイクタンパク質製造に関与した自己の細胞も一緒に攻撃する。筋肉注射されたワクチンの資質ナノ粒子は全身に運ばれ肝臓、脾臓、卵巣、副腎をはじめ、血管内壁、神経、肺、心臓、脳等にも運ばれると予想される。免疫系はそれらの臓器等の細胞を攻撃する可能性があり、自己免疫病と同じである。
3. コロナウイルスは血栓を起こし、肺や心臓、脳にも障害を起こす可能性があるが、血栓を起こすにはウイルスは必要でなく、スパイクタンパク質単独でも同様の障害が起こる。
4. コロナウイルスは免疫系のうち食細胞マクロファージに耐性があり、食細胞内で増殖したり、サイトカイン放出を促進したり、捕食した細胞を不活性化したりするのでワクチンが効くとは限らない。
5. コロナウイルスに抗体を持つ人はコロナウイルスにかかりやすくなり、また感染した場合、ウイルスの症状が暴走しやすくなる可能性がある(抗体依存性感染増強、ADE)。
6. スパイクタンパク質自体が毒であり、スパイクタンパク質はDNA修復を阻害し、コロナワクチンが癌の進行をもたらす。
7. ワクチン接種者が、スパイクタンパクを周りにまき散らす「シェディング」が起きている可能性もある。
 現在、ワクチンを接種していれば重症化はしないと言ってブースター接種が奨励されていますが、私はその根拠となる説明を聞いたことがない。むしろこの本に書かれている「コロナワクチン接種によるADE、抗原原罪、免疫低下が起これば、コロナウイルス感染時に重症化しやすい。」との真逆の説明の方が納得できる
 また、この本には詳しい説明はありませんが、ワクチン未接種者が周りに迷惑をかけるのではなくて、シェディングによりワクチン接種者が周りに迷惑をかける可能性があるのであれば、ワクチン接種はそれこそ即刻接種中止の選択肢もあると思う。
 著者同様、今後、大変なことが世界的に起こるような気がしてならない。
著者は、自身による遺伝子解析の結果、現在流行しているオミクロン株は人工的に作成されたウイルスではないかと強く疑うに至ったそうです。その根拠も本書に書かれていますが、私なりに納得できるものでした。
 ワクチン推奨派がどう説明しようが、中長期的な影響は全くわからないという点には反論できないはず。短期的にもワクチン接種によるとみられる重篤な副作用、死亡例が何件も報告されています。しかも報告されているのは全体のごく一部です。それでもワクチン接種を、しかも古い株用のワクチンの接種を奨励する政府は、ひょっとしたら確信犯ではないか。

 著書の中でも触れているが、そもそもコロナウイルス感染の判定に使用されているPCR検査の信頼性に問題があり、PCR検査手法を発明してノーベル賞を受賞したキャリー・マリス博士は「感染症の判定にPCR検査を使用してはならない。」というようなことを言っていた。その博士は新型コロナパンデミックの直前の2019年8月に自宅で肺炎のために亡くなっているのが発見された。
 コロナウイルスワクチンの配給を拒否した国(ハイチ、タンザニア、ブルンジ)の大統領(53~61歳)が相次いで不可解な死を遂げたのは単なる偶然なのか。
 そもそも大手製薬会社はもっとも信頼されていない産業であるにもかかわらず、アメリカでは最も活発にロビー活動をしている産業。大金をバラまき政治やマスコミに大きな影響を及ぼしていることは容易に想像がつく。政治家もマスコミもマネー・トラップやハニー・トラップに弱い。
しかもファイザーやアストラゼネカ等は治験データの捏造等で過去に何度も刑事・民事事件を起こしている前科がある。


 世の中が平和であっては武器が売れずに困り戦争を望む産業・組織があるように、

 

人々が健康で病院に通わなかったり薬を飲まなかったりすると困る産業・組織がある。

 

いわゆる軍産複合体、医産複合体といわれる輩である。今回の新型コロナパンデミックの裏で、表向きのマスコミ報道とは真逆の真実が隠されている可能性は大いにあり得る。

余談ではあるが、今ロシアのウクライナ侵攻でプーチン大統領が世界的に批判を浴びている。しかしながら、

 

ウクライナのこれまでの歴史、

 

アメリカの特に民主党政権がこれまでにやってきた他国への介入、

 

2020年の大統領選挙以降、現在までのアメリカ国内の惨状を知ると、ロシアのウクライナ侵攻は実質的には

 

アメリカが裏で仕掛けた戦争

 

であり、

 

プーチン大統領はロシアから愛をこめて、

 

自国の自衛のためだけでなく、

世界の自由と民主主義を守るために

グローバリスト(新・共産主義)と戦っているとの見方も出来る。

 

マスコミと結託すればフェイクニュースなどいくらでも捏造できるのである。

 いずれにしても政府、マスコミの提供する情報を鵜呑みにしてはならず、情報を取捨選択し、正しい情報に基づき自分や家族を守るしかない時代である。そのためにこの本は大いに役立つと思うし、著者には是非とも続編を期待したい。
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