北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親・横田滋さんが、2020年6月5日に 他界されました(享年87歳)。

横田滋さんは生前 40年間以上に渡り、拉致被害者の救出活動を継続。

本稿では北朝鮮の拉致問題についてお伝えいたします。

 

トランプ大統領:2017年の国連演説で 横田めぐみさんを言及

日本の愛らしい13歳の少女が、自国の海岸から拉致され 北朝鮮のスパイ(養成機関)の語学教師となることを強制された

横田早紀江さん(横田めぐみさんのお母さん)のコメント

「拉致問題に触れたことにはびっくりしたが、解決へ少し風が向いたように感じる」

「トランプ大統領がしっかり意志を示してくださったのは非常にありがたい。めぐみだけではなく、多くの人が工作員に拉致された現実を世界中に知ってほしい」

「北朝鮮は普通の国と違う。拉致問題はとにかく長い時間がかかっているが、あきらめず訴えを継続するのが大事だと改めて感じた」

「拉致被害者を帰し、さまざまな問題を平和的に解決することがいかに大切ですばらしいことか、気づいてほしい」

*出典:産経ニュース(横田早紀江さん、トランプ氏の国連演説に「びっくりした。拉致問題解決へ風が向いたよう」横田滋さんも内容に聞き入る)

北朝鮮拉致問題「突破口開いて」地村さん安倍総理に要望

2019年3月12日、2002年に日本へ帰国した拉致被害者の地村保志さん(63)が 安倍総理大臣と面会。北朝鮮との直接交渉による拉致問題の早期解決を要望。

安倍総理は「最終的には私自身が金正恩委員長と向き合わなければならない」と応じ、日朝の直接会談に改めて意欲を示しました。

トランプ大統領 拉致被害家族と面会(2回目)

2019年5月27日、北朝鮮による拉致被害者家族会は、トランプ米大統領と2017年11月以来となる 2度目の面会(東京・元赤坂の迎賓館)。

トランプ大統領「拉致問題は私の頭の中に常にある。安倍晋三首相とともに、解決に向かって努力したい」。

拉致被害者が帰国した過去の事例:日朝首脳会談

2002年9月17日、2004年5月22日に 小泉首相が金正日党委員長と会談。

日本人拉致問題について、北朝鮮側は “特殊機関の一部が妄動主義・英雄主義に走って” 日本人を拉致した事実を認め、謝罪。

地村保志さん夫妻・蓮池薫さん夫妻・曽我ひとみさんの5人が帰還。24年ぶりの帰国。

【黒い闇】新潟県柏崎の海辺で北朝鮮拉致に協力した日本人グループ

1984年2月に蓮池薫さんが北朝鮮の拉致被害にあった新潟県柏崎市。

以下は、そこで拉致に協力した日本人グループを偶然取材した 元 市議会議員のYouTube動画と記事になります。

続きは

https://hotnews8.net/society/Nonviolence-and-Human-Rights-History-Foundation/kitachousen-rachimondai

 

アントニオ・グテーレス国連事務総長が全世界へ訴え『新型コロナに関連するヘイトスピーチ撲滅』

スピーチ全文 和訳

新型コロナウイルス(COVID-19)は、私たちがどこにいるのか?、どこに住んでいるのか?、何を信じているのか?、その他の違いについては関係ありません。

 

私たちはそれを一緒に取り組むためにこれまでにない連帯が必要です。それでも、パンデミックは憎悪と外国人嫌悪の津波を放ち続け、罪の転嫁と恐怖を煽ります。

 

外国人排斥の感情がオンラインで、そしてストリートで急上昇しました。反ユダヤ主義の陰謀説が広まり、新型コロナウイルス関連の反イスラム教徒の攻撃が発生しました。

 

移民と難民はウイルスの発生源として非難され、医療へのアクセスを拒否されました。誰よりも一番傷つきやすい高齢者が、軽蔑的な話題にさらされ、無下に扱われています。

 

そして、ジャーナリスト、内部告発者、医療従事者、援助労働者、人権擁護活動家は、ただ彼らが仕事をするだけでターゲットにされています。

 

私たちは今、この社会において憎悪のウイルスに対する免疫を強化しなければなりません。だからこそ、今日、ヘイトスピーチを世界的に終わらせるための徹底したヘイトスピーチ撲滅の取り組みを強く求めます。・・・

続きは、https://hotnews8.net/society/Nonviolence-and-Human-Rights-History-Foundation/hate-speech-bokumetsu

 

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国連人種差別撤廃委員会
インドのカースト差別が「国際人権法にいわれるところの人種差別の一つである」と2002年、国連人種差別撤廃委員会における会合で『世系に基づく差別』(一般的勧告29)が策定され、明記されました。


「低いカーストに生まれたことで世界の2億5千万人が差別を受けている」と2011年、ユニセフが推計しています。

カーストとは?
カースト(英語: Caste)とは、ヒンドゥー教における身分制度(ヴァルナとジャーティ)を指すポルトガル語・英語です。インドでは、現在も「カースト」でなく「ヴァルナとジャーティ」と呼びます。

インドにおけるカースト「ヴァルナ」とは?
ヴァルナとは、ヒンドゥー教社会の身分制度で4つあります。上位からバラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラになります。

バラモン
最高のカースト、宗教的な支配者階級

クシャトリヤ
武士または貴族とされる、政治的、軍事的支配階級

ヴァイシャ
農耕牧畜、手工業に当たる生産者、庶民階級
以上三カーストが上位カースト
 

シュードラ
下位カースト、本来は隷属民とされた被支配者階級

シュードラは、まだ人間として扱われていますが、この枠組みにすら入ることのできない、見るのも触るのも穢れるとみなされ、人間以下の扱いをされている人々が存在します。アウト・カーストの人々で、不可触民(ダリット)と呼ばれます。

現代でも、ヘイトクライム(憎悪犯罪)による不可触民(ダリット)への殺傷を含めた差別が現存し、貧困も深刻です。

カースト制に強く反対したゴータマ・シッダッタ・・・
 

続きは

『カースト制は差別である』国連人種差別撤廃委員会

https://hotnews8.net/society/Nonviolence-and-Human-Rights-History-Foundation/cast-discrimination

 

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鉄道はまた、悪役を蔓延させた。

これがなければ、大衆は簡単には移動できないはずです。

彼らが病菌の運び屋なのです。

むかしは、われわれは天然の隔離をもっていたのです。

 

鉄道はまた、飢饉の頻度をもふやしました。

というのは、運搬手段の便宜があるものだから、人々は穀物をすっかり売り払う。

しかもそれは、いちばん高値の市場へ送られる。

 

こうして人びとは、災害の備えをおろそかにする

そこで飢饉のときの困窮は増大するわけです。

鉄道は人間の邪悪な性質を増長させる。

悪人たちは彼らの陰謀をいっそう迅速になしとげる。”

第二章 機械文明か人間の文明か P.114

 

ガンディーの「わが非暴力の闘い」(第三文明社)からの抜粋になります。

 

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が広がったちょうど10年前の2009年12月26日に開通した武広旅客専用線(ぶこうりょかくせんようせん、中文表記: 武广客运专线)は中華人民共和国湖北省武漢市の武漢駅(武汉站 Wuhan)を起点とし・・・

続きは
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マハトマ・ガンディーが鉄道に警鐘 『電車』は新型コロナ感染リスク