鉄道はまた、悪役を蔓延させた。

これがなければ、大衆は簡単には移動できないはずです。

彼らが病菌の運び屋なのです。

むかしは、われわれは天然の隔離をもっていたのです。

 

鉄道はまた、飢饉の頻度をもふやしました。

というのは、運搬手段の便宜があるものだから、人々は穀物をすっかり売り払う。

しかもそれは、いちばん高値の市場へ送られる。

 

こうして人びとは、災害の備えをおろそかにする

そこで飢饉のときの困窮は増大するわけです。

鉄道は人間の邪悪な性質を増長させる。

悪人たちは彼らの陰謀をいっそう迅速になしとげる。”

第二章 機械文明か人間の文明か P.114

 

ガンディーの「わが非暴力の闘い」(第三文明社)からの抜粋になります。

 

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が広がったちょうど10年前の2009年12月26日に開通した武広旅客専用線(ぶこうりょかくせんようせん、中文表記: 武广客运专线)は中華人民共和国湖北省武漢市の武漢駅(武汉站 Wuhan)を起点とし・・・

続きは
Nonviolence and Human Rights History Foundation 
非暴力と人権の歴史ファウンデーション

マハトマ・ガンディーが鉄道に警鐘 『電車』は新型コロナ感染リスク