猿飛千壺峡は大分県中津市山国町草本にある。長い年月をかけ、自然の激しい渓流が造りあげた大小無数の甌穴(おうけつ)が約2kmに渡って峡底に広がっているとのことで一度行ってみたいと思っていた。
日曜だし混んでるかなぁと思っていたがガラガラ。
遊歩道は整備されてはいるのだけど木製のところはかなり朽ちているし、通行できないところもあるようだ。さるとび茶屋というのも閉まっていたから訪れる人も少ないのだろう。
吊橋を渡って右に行くとこういう遊歩道が続く。かなり傷んでいるのを補修してあるが、それもまた傷んでいて歩くのに気を使う。
広いところに出ると神社らしき物があった。
さすが猿飛だけあって神社の前には一対の猿像があった。
鹿熊権現白鐘稲荷と書かれている。
そう、猿は祀られていなくて、その昔、山猿が現れて岩から岩を飛び回っていたことから名付けられたとのこと。
でも猿なんてもう何処にもいないみたい^^;
この先は行けないみたいなので引き返そうとしたら向こうから狸が歩いてきた。何時もの道をいつも通りに歩いている感じ。
まずい! レンズがワイドズームだ。慌てて望遠ズームに換えたが間に合わなかった。でもなんとか撮影に成功。
そこそこ太っているから食べ物は手に入るんだろうね。
猿飛が狸飛び(たぬとび)になったら絶体また来たい^^v
で、まぁ肝心の奇岩はこんな感じ。
初めて行ったところなので何処をどう撮るかイマイチ悩んだ。
良さそうに思えても木が邪魔で絵にならなかったりね。
でもいい、僕は狸を見られただけで大満足だ。